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くる天
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JALなどでの乗務員飲酒不祥事には航空宇宙労働や船舶労働等の深刻な職場環境が背景にある!!
[防衛]
2018年11月18日 0時0分の記事

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現代社会では、航空機や宇宙衛星などの機能やその能力は、船舶や宅配等の輸送やIT等と共に欠かせません。

大型の工作機械やその部品、半導体等の特殊部品なども航空輸送される現在、それらの安全確保は絶対的に確保しなければなりません。

それにも関わらず、JALなどでの乗務員飲酒不祥事が相次いでいます。

11月16日、日本航空(JAL)はHPにて、「【お詫び】運航乗務員の飲酒による法令違反に関する調査経過と再発防止策について」の題で次のように謝罪と再発防止策を公表しました。

『2018年10月28日、JL44便(ロンドン・ヒースロー国際空港発、東京国際空港行)に乗務予定だった副操縦士から、英国の法令(Railways and Transport Safety Act 2003)に定められた基準値を超えるアルコール値が検出され、逮捕・拘束された事例について、調査の経過、および再発防止策を本日国土交通省航空局に提出いたしました。

社内における乗務前のアルコールチェックにおいて検知できず、乗務直前に第三者の指摘により発覚した今回の事例について、大変重く受け止めております。 お客さま、ご関係の皆さまに、ご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けた取り組みを徹底し、信頼回復に努めてまいります。

〔調査経過〕
当該副操縦士の社内でのアルコール検査においてアルコールが感知されなかった要因について、11月1日に検査方法が適切であったか質問したところ、「申し訳ございません。」という発言をしています。また、社内で検証した結果、使用したアルコール感知器は不正をすることもできるという結果を得ています。こうしたことを踏まえ、当該副操縦士は測定に必要な呼気を感知器に吹きかけず、意図的に不正な検査方法で検査を行ったと認識しています。

機長2名がアルコール臭に気がついていなかったという点について、両機長は、4度にわたる詳細な聞き取り調査において、アルコール臭に気が付かなったと発言しています。また両機長は、副操縦士が距離を置こうとしていた様子であったとの認識があり、アルコール臭に気が付かなかった可能性が考えられます。

機長やアルコール臭に気づいたバスの運転手を含む、当該副操縦士に接触をした関係者(客室乗務員、保安担当者など)計13名(社内関係者5名、社外関係者8名)に聞き取り調査を行いましたが、バスの運転手以外からはアルコール臭に気づいたとの申し出はありませんでした。

2名の機長は、測定時の相互確認を怠っていたことが判明しました。
制限値を超えるアルコールが検出されるほど多量の飲酒を行った要因としては、今回の事例を受けて調査したところ、当該運航乗務員の安全、および酒精飲料にかかわる規定順守の意識の低さや、アルコールの影響や分解能力に関する認識の欠如、旧型感知器では不正な測定が可能であるとの認識を持っていた可能性などがあげられます。

〔再発防止策について〕
実施済みの対策
旧型アルコール感知器の正確な使用方法の徹底(10月30日実施)
文書などによる事例周知および注意喚起(11月1日実施)
アルコール検査の際の地上スタッフの立ち合い(国際空港は11月1日、国内空港は11月9日より開始)
当面の間の乗務開始の24時間前以降の飲酒の禁止、国内・海外滞在地における飲酒の禁止(11月1日より開始)

今後の対策
海外空港への新型アルコール感知器の配備
(11月19日までに配備完了予定、ロンドンは11月1日に配備済み)
運航規程における、アルコール検査時の呼気中アルコール濃度の制限値の設定
(可及的速やかに実施。具体的な実施日は調整中)
制限値を超えるアルコールが感知された場合の厳罰化の明文化
(可及的速やかに実施。具体的な実施日は調整中)
アルコールの影響による健康状態に何らかの兆候が見られる社員へのフォローアップ
(2019年2月1日より実施予定)
客室乗務員、整備士、運航管理者、グランドハンドリング従事者へのアルコール検査の導入
(可及的速やかに実施。具体的な実施日は調整中)
アルコールの正確な知識の付与・確認や各種酒精飲料の適度な摂取量の周知
(12月末までに実施)
グループ各社も含めた上記再発防止策の実施
(可及的速やかに実施。具体的な実施日は調整中)』

これについて、同日21時05分に産経デジタルがmsnにて「パイロット飲酒 会社任せだった規制…意識改革なるか」の題で次のように指摘しています。

『航空業界で飲酒に絡む不祥事が相次ぐ中、日本航空と全日空が16日、不祥事の経緯や再発防止策をまとめた報告書を国土交通省に提出した。乗務員の飲酒規制は航空法などで定められているものの、具体的な数値などは設けられておらず、運用は各社に一任されている。国交省は規制強化を図る方針で、業界関係者は空の安全確保に向けて「意識改革も急務だ」と訴える。

「絶対にあってはならない事例を引き起こした」。ロンドンで10月、搭乗予定の男性副操縦士が現地法令の約10倍のアルコールを検出され、逮捕された日航。この日記者会見した赤坂祐二社長は沈痛な面持ちで陳謝した。
 内部調査の結果、日航は副操縦士が呼気検査の際に機器に吹きかける息の量や角度を変えるなどの不正を行っていたと認定。検査の様子を見ていた機長2人についても「相互チェックを怠っていた」と認めた。

 日本では航空法などに基づき、アルコールで正常な業務ができない状態での乗務を禁じている。違反すれば懲役か罰金の刑罰があるほか、乗務開始前の8時間の飲酒も禁止しているが、アルコール検査の義務付けはなく、各社の判断に委ねている。
 日航では、乗務の基準を呼気1リットル当たり0・1ミリグラム未満とし、国の基準より厳しい乗務開始12時間前の飲酒も禁じてきた。ただ、逮捕された副操縦士が検査で使ったアルコール検査器は、息を吹きかけるとランプが明滅する旧式タイプ。日航は昨年から、ストローで息を吹き込むとアルコール濃度の数値がデジタル表示される新式への移行を進めていたが、海外空港では配備が遅れていた。

 一連の問題を受け、日航は飲酒の禁止を乗務開始前の24時間に広げ、滞在地での飲酒を原則禁止とするなど規則を厳格化した。国交省も、飲酒運転を厳格に規制する道交法や、海外の航空関係法令などを参考に、年内にも対策をまとめる方針。石井啓一国交相は「国民の信頼を損ないかねない」と強調した。

 業界に飲酒認識甘い風土
 ただ、飲酒そのものは乗務員自身の判断で、具体的な飲酒時間や酒量を検証するのは事実上不可能だ。日航では昨夏以降、操縦士の「基準超」が発覚し、運航が遅れるなどしたケースが19件相次いだ。全日空でも平成25年度以降、乗務員の出発前の呼気検査で基準値を超えたケースが8件あった。
 航空業界関係者は「飲酒への認識が甘い風土が業界にあり、過去に『見逃し』があった可能性は否定できない」と警鐘を鳴らし、意識改革の必要性を強調する。
 一方、元日航機長で航空評論家の小林宏之さんは「多くの人の命を預かるパイロットは自己管理をして当たり前」と今回のケースを厳しく批判。「パイロットも一人の人間であり、疲れもあればストレスもある。日航は今回の不祥事を受けて、飲酒を乗務24時間前にするなど管理を厳しくしているが、パイロットのストレスや疲労へのケア、教育も並行して行うことで、初めて再発防止につながる」と話した。
     
 バスやタクシー、鉄道は…
 運輸業界の飲酒対策をめぐっては、タクシーなどの運送業ではドライバーが乗車前に呼気検査を行うことが法令で定められている。航空業界と同様、運用が各社に任せられている鉄道業界では、より厳しい基準を設けて対応する企業もある。
 国土交通省によると、バスやタクシー、トラックなどの運送業では、営業所ごとにアルコール検査器を設置し、乗る前の点呼で使用が義務づけられている。ある事業者は「乗務前にアルコール濃度を測るのは常識。基準値を超えれば運転手にはそのまま帰ってもらうし、評価に影響することもある」と話す。

 鉄道では省令で酒気を帯びた状態で列車に乗務してはならないと規定されているが、検査方法や罰則についての具体的な取り決めはなく、各社ごとに独自の基準を設けている。
 東急電鉄では管理者の前で運転士がアルコール検査器を使用している姿が自動で撮影されるシステムを導入。担当者は「身代わりなどを防ぐため」と説明する。JR東日本も管理者の面前で呼気検査を実施し、運転士や車掌が正常な状態か確認している。』

 労働安全の世界では、航空労働や船舶労働等では、アルコールの問題は深刻であることは以前より知られていました。
そして、最近は宇宙飛行士などの宇宙労働でもこれらの問題は指摘されています。

その背景には、分秒刻みの業務や安全確認からの強いストレスや疲労、睡眠不足、通常の事務や工場等の作業労働では許される「トイレ休憩」「指定された場所での喫煙」「移動休憩」等が出来ないかやりにくい事、限られた閉鎖的な空間での労働を強いられる事からの慢性的ストレスや疾患等に繋がりやすいなど、多くの問題が背景にあります。
単にアルコールを飲むな、では済まされない問題や課題があるのです!!

航空業界を例にすれば、国際便では「時差」の問題が深刻で、乗務員は睡眠不足になりがちで、疲労の回復一つでも大変です。
結局は人間が乗務する以上、どうしても休息や体調管理をしやすい職場環境や労働勤務態勢が望ましいのですが、過酷な労働に加えて各国や各社間の競争も格安航空や便数増加で激化しており、機長などのパイロット不足なども深刻化してきました。
最早、これ以上放置出来ない問題なのです!!


JALなどでの乗務員飲酒不祥事には航空宇宙労働や船舶労働等の深刻な職場環境が背景にある!!

早急な職場環境の改善や人員の確保などの抜本的な対策を!!



日本航空(JAL)のHP


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