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夢先案内人はボーダーシャツのヒゲ親父
[旅行]
2008年12月2日 16時28分の記事



月夜の海に 二人の乗ったゴンドラが
波も立てずに すべってゆきます

山口百恵の名曲に乗せて・・・何ヶ月ぶりの更新?!
お待たせしました。
更新再開です。

前回は新婚旅行でイタリアは水の都・ヴェネツィアにやってきたところまで紹介しました。

いよいよ今回は僕がこの旅行で楽しみにしていたゴンドラ遊覧です。



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ひとつ曲り角 ひとつまちがえて
迷い道くねくね・・・

今回は日本の名曲フレーズに載せてお送りしています。
複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを・・・じゃくて(関西限定ネタ)、複雑に入り組んだ迷路のようなヴェネツィアの路地を迷いながらもなんとか集合時間に間に合った僕とあっちゃん。

早速みんなでゴンドラ乗り場にGO!

やっぱりね、世界のどの国から来てもヴェネツィアの目玉はゴンドラなんですよね。
ゴンドラ乗り場はさまざまな国の人がズラリと行列をなしていました。

しかし、そこはさすが日本のツアー会社。
しっかり予約して順番をリザーブしています。
ツアー客用の乗船口から早速乗り込みます。

女性陣が乗り込み、最後に僕が乗り込むわけですが・・・僕が乗った瞬間ゴンドラがグラリ!
転覆するかと思いましたw

さすがのゴドリエもあせっていましたね。
「Oop!sory.HaHaHaHa!!」って笑ってごまかしたけど。


乗ってみるとゴンドラはずっと傾いたまま。
決して僕が重いからではなく、そういう設計なんです。

ヴェネツィアのゴンドリエは国家資格制だそうで、その資格取得は狭き門。
ゴンドリエはイタリア男性の憧れの職業。女性にも憧れの的なんだとか。・・・どこまでホントなんだか。

無事国家資格を取得してゴンドリエになれても、それだけでは半人前・・・というかペーパーゴンドリエ。
自分のゴンドラを持たなければ話になりません。

ゴンドラを持たないゴンドリエは、脱サラして個人タクシー登録はしたけれど車がないドライバーと同じ。

ゴンドラは個人所有で、一艘が焼く300〜500万円。
まったくタクシーと同じくらいの金額です。


個人の所有だから、シルエットは同じでもゴンドラによって細かい装飾は個性が出ています。

僕たちのツアーは2艘に分かれて出発。
2艘ともゴンドリエはいかがわしいイタリアンちょい悪オヤジ。


見かけはいかがわしくても、さすがプロのゴンドリエ。
どんな狭い水路もスイ〜。
ディズニーシーのゴンドリエとは一味も二味も違います。

街中の水路は入り組んでいる上に狭い。さらに多くの遊覧ゴンドラに加えて物資輸送のモーターボートが行き交います。
なんど「ぶつかる!」と冷や汗を流したことか。

街中の狭い水路を抜け出しカナル・グランデ(大運河)に出ると、それまでの民家に上から覗き込まれているような風景から一気に開放的な風景に様変わりします。


カナル・グランデの対岸には大聖堂サンタ・マリア・デッラ・サルーテが見えます。
しかし、残念ながら改修工事の最中。
足場がなければさぞ美しい姿を見せてくれたものと思います。
それにしてもキリスト教って(ry

カナル・グランデでゆったりと波と太陽を楽しむと再び街中の水路へ。
程なく乗船した場所へ戻ってきてました。
乗船場所の対岸にゴンドラは接岸。
接岸したところには麦藁帽が逆さに置いてあるので、そこにチップを入れて約30分のヴェネツィアのゴンドラ遊覧終了です。

時間に余裕があればもっと長いコースもあるみたいです。
今回僕たちはスケジュールギュウギュウのツアーなので一番短いコース。

ゴンドラといえばゴンドリエが自慢のノドでカンツォーネを歌いながら・・・ってイメージがあったけど、今回のゴンドリエは同じツアーメンバーがのったもう一艘と併走してゴンドリエ同士無駄話。

「ノリの悪いジャポネーゼなんかに歌うのはもったいないぜ。」
「歌を聴き炊きゃもっと金を払いな。」
といっていたのだろうか?

さて、この後はランチ(イカ墨パスタとピザ)を食べて、フローレンスことフィレンツェへ。
・・・というか、フィレンツェ近郊都市、宿泊地モンティカティーニ・テルメへ。

聞きなれない街だけど、いい街なんだなコレが。

ま、それについては次回更新で。

次回更新まで何ヶ月wなんてつっこまないで。
それほどお待たせすることなく更新されます。
  :
  :
  :
たぶん。



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