ロマンティックの語源ってローマなの? | |
[旅行] | |
2008年12月17日 11時49分の記事 | |
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あわただしくアッシジを後にしたツアー一行。 ボクとあっちゃん以外は昼食抜き。 またしても長時間移動?!と思っていたら、意外と早くローマに到着。 午後からはローマ市内半日観光です。 ローマの中心、テルミニ駅近くでバスを降りた一行は、ガイドさんの案内でまずはスペイン広場へ。 今回のTOP写真はスペイン広場。
スペイン広場といえば、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーン演じるアン王女がジェラートを食べ、時空が歪んだシーンで一躍有名になった広場。 え、時空が歪むってわからない? わからないことがあったら、まずはグーグル先生に尋ねてみましょう。 「ローマの休日 ジェラート 時計」と尋ねれば答えてくれるかも。 さて、例の映画のヒットにより例のシーンを真似て、スペイン広場でジェラートを食べる人が続出。 それに伴いゴミも続出。 現在ではスペイン広場での飲食は禁止となっています。 スペイン広場を階段の上から。 正面に伸びる通りがブランド街。 このあたり、観光客目当ての置き引きや押し売りが多いです。 一人でツアーに参加してる女の子とおしゃべりしながら階段を下りていたあっちゃん。 誰かが捨てたペットボトルを蹴飛ばしました。 そのペットボトルを若い黒人のお兄ちゃんが、「落としたよ!」と拾ってあっちゃんに近寄ります。もちろん英語なんだけど。 「落としたよ。」って言ってるとなんとなく雰囲気で察したあっちゃんは笑顔で「ワタシノジャナーイ」(もちろん日本語)って応えてる。 アチャチャチャ!だめだよあっちゃん。 ペットボトルはそのお兄ちゃんが、写真を撮ってるあっちゃんの足元に置いたんだよ。 押し売りだよ、無視しなきゃ! 首を振るあっちゃんに「オー!あなたのじゃなかったの。わかったよ。」なんて言ってる。 そりゃわかってるでしょ。自分のなんだもの。 「じゃぁ、ボクがこれを捨てておくよ。でさぁ、ボクはこんな素敵なミサンガ持ってるんだけど、どう?着けてあげるよ。」 とあっちゃんの手を持つお兄ちゃん。 さすがに、もう観ているわけにはイカンね。 「くれるの?」なんて、喜んでつけてもらおうとしているあっちゃんの手を引いて立ち去ろうとするボク。 「ちょっと待ってよ。彼氏。」とおにいちゃんは今度はボクの腕をつかんできた。かなり握力強いよ。いたいよ。 「3ユーロ、いや1.5ユーロでいいからさぁ。」 とにかく「NO!」とだけ答えて強引に腕を振りほどいて立ち去った。・・・つかまれたとこ、赤くなっちゃったよ・・・。 と、まぁ・・・あの手この手でいろんな人がいろんなものを売りつけてきたり小銭をせびりにくるから油断大敵です。 そんなスペイン広場に別れを告げ、次なる目的にはトレビの泉。 ローマ市内はとにかく噴水が多い。 そしてそれぞれに価値のある彫刻が施されています。 ローマ噴水めぐり、それだけでもローマを十分楽しめそうです。 このトレビの泉もすごい人ごみでした。 でも、けっこうコインの投げ入れは楽にできましたよ。 周りのショップや通りに人があふれているだけで、噴水の周りはそれほどでもないです。 テレビなどでは噴水の吹き出し口あたりばかり映されますが、彫刻は後ろの建物まで壮大なスケールで施されています。 この彫刻も完成までに紆余曲折あったようですが、ガイドさんの説明、よく聞こえませんでした。 ごめんなさい、ちょい悪オヤジ風のイケメンガイド(女好き)さん。 さて、ここでバスに戻って今回の旅、日本、オランダ、イタリアに次ぐ4番目の国に移動です。 入国にパスポートも審査も必要ありません。 その国は「ヴァチカン市国」。 世界中に広がる 世界のパパ、ローマ法王の治める教国です。 さすが、大元締め。バカ丸出しにでかいです。何もかも。 サン・ピエトロ大聖堂の衛兵とシスター。 あのピエロのような衛兵の制服はミケランジェロデザインだそうです。 そして衛兵はスイス人が勤めるのが慣わしだそうです。 それにしてもこの扉、身長2メートル足らずの人間が通るのに・・・必要ないだろ、って感じです。 大聖堂のドーム内側。 やっぱりここも美術品。 ちなみにこのドームは登ることができますが、このツアー恒例「時間がなくて」登れません。 明日は自由行動だから、時間があったら登ってみよう。 美術の教科書、または社会の教科書でおなじみ、ミケランジェロのピエタ。 ピエタとは悲哀の意味で、十字架からおろされたイエスの遺体をだくマリアを描いたものの総称。 このピエタがほかと違うのは、マリアがとても若々しく描かれていること。そしてマリアの体つきがとても女性らしく再現されたこと。最後に、ほかのミケランジェロ作品の例に漏れず、柔らかな布の再現。 このピエタ、あっちゃんがひどく気に入り、ポスターを買って帰り額に入れて飾っています。 サン・ピエトロ寺院の中心。 これがなければこの寺院も、ヴァチカン自体も存在しなかったほどの重要ポイント。 キリストの第1の弟子、ペテロ(ピエトロ)の墓です。 これがあるからサン・ピエトロ寺院(聖ペテロ寺院)はここに立てられ、カトリックの総本山としてヴァチカンがあります。 この屋根つきの4本の支柱、高さはビルの10階分、という何を基準にしたのだかわからない説明でしたが、とにかくでかい。 それが寺院の中にあるのだから、寺院のでかさときたらもう・・・。 さて、これでこの日の観光は終わり。 明日もヴァチカンには来る予定なので、あっちゃんはお土産の下見も完璧に済ませました。 この後はローマ三越に案内され、お土産漁り。 だけど、ボクとあっちゃんは興味なし。近くのマクドナルドで夜食をテイクアウトを注文。 店員のお姉さんはとっても丁寧にゆっくり説明してくれて、感じが良かったです。 三越を抜け出し、マクドナルドに向かう僕たちを見た一人でツアーに参加していた女の子もマクドナルドにやってきました。 スペイン階段で押し売りに絡まれたとき、あっちゃんと一緒にいた子です。 僕たちは注文を終え出来上がりを待っていたのですが、その子はナニがなにやら、どうやって注文すればいいのか、お姉さんの説明も聞き取れない様子。 明日の自由行動、この子は一人で観光してまわるって言っていたけど・・・こんな調子で大丈夫? でも、きっと彼氏でもローマにいるんだろうな。 助け舟を出してなんとか3人ともマクドナルドで買い物できました。 ローマで2泊お世話になるホテルは、地下鉄B線の最終駅ラウレンティーナからさらにバスで20分。 とっても静かな住宅街にありました。 格安ツアーだけど、最終ホテルは豪華! キッチンに食卓、ダイニングルームはソファ、そしてベッドルームはせみダブルのベッドが2台。 カーテンや雨戸は電動。 ちょっとリッチなマンションみたいでした。 明日は終日自由行動。 バスにも乗るよ。地下鉄にも乗るよ。 果たして無事終わるの事ができるのか? | |
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1. pixy 2010年7月22日 5時6分 [返信する] 毎日 楽しい日記をありがとうございます。 (^ω^)ニコニコ
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