プロフィール

2016年5月17日 10時59分の記事

【PR】占いシステムの開発なら経験と実績があります。 私の名前は本尾世六蔵。 活字媒体の引退間際な三十五歳の書斎刑事だ。 設定はこれくらいでいいか？ 読む方は得意だが、書く方はからきしなんでな。 活字媒体の斜陽が叫ばれて永いが これは本当だ。 いまや名作と呼ばれる古典すら、 映像化でもされない限り、 絶版という迷宮入りが珍しくない。 その映像化すら、 若向けに派手な仕上がりじゃないと かえって逆効果ですらあるってんだから 恐ろしい話さ。 近年で成功したのは 指輪物語くらいだろうか。 しかしそれすら、 もはや六冊版ではなく 九分冊にしないと見向きもされない有様だ。 裏表紙いっぱいに笑っている トールキンの横顔なんざ、 もう若い連中は知らないって事さ。 こわいねぇ。 そんな黄昏時の中を歩く操作日誌だ。 あまり興味深いとは言えないだろうが 活字よりは日の目を見るかも知れないからな。 書き記していくよ。

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