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ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)
[インドア的生活(映画&DVD)]
2010年3月23日 23時30分の記事

『プリズンブレイク』のような脱獄物とはひと味違った作品です。
出ている俳優のせいなのか、上質な感じがしますね。
あぁ、後はシナリオの形が良いのかな・・・。
できれば、一人きりで見た方が良いかも・・・。
カップルで見るのであれば、終わった後にお茶と御菓子で感想を言い合うと○かもです。

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『カッコウの巣の上で』とか、色々な形で刑務所物が発表されていますが、アメリカは好きですよねぇ〜。この手の映画・・・。

完全に閉鎖された空間。

凶悪犯罪者に囲まれた無垢(無辜)な人間。

ある意味極限状態です。

この映画もその手の大道に従って作られていますが、話全体が一人称・語り口調で進められているところが、ちょっと印象が違った感じで良いですよね。

無期懲役の初老(?)のレッドという男が全体を見渡すような形で、話を進めていきます。

原作はスティーブン・キングの『堀の中のリター・ヘイワーズ』という中編作品らしいのですが(読んでないので何とも言えない。爆)

へぇ〜〜〜。ホラーだけじゃなかったんだ。

っていう感じです。私としては。
不勉強ですいません

『スタンド・バイ・ミー』がキングの作品だと言うことは知ってはいたんですけどねぇ〜。どうにも彼の作品はホラーのイメージが強くって手を出してなかったんですよね。
今度、読んでみようかと思っています。

さてこの作品は、『冤罪』『脱獄』『友情』という『堀の中物』(←造語ね。わたしの)のすべてを上手につなげて作られているという感じがします。

すごく良い感じです。

公開当初は、興行収入が赤字だったらしいのですが、DVDやレンタルが開始されると好転したという理由もよくわかります。

私もDVDを買うときに『何となく・・・』だったのですが、映画を見た後では、『選択して良かった』と思えるほどの作品ですから。

DVDラックで『お気に入りベスト』(内容は見直して、時々変えます)の場所に、常時ありますね。
もっともDVDを買う時点で、かなり悩んで買うので ほとんどベストコレクションなんですがね。

プロローグはなんか犯罪の臭いがするシーンから始まるんですが



話自体は裁判シーンから始まります。
陪審員の形じゃないのは、一般的な裁判は陪審員の形を取らないからなんですね。
裁判劇では、陪審員制度を強調するような内容の物が多いのですが、陪審員を用いての裁判はあまり一般的ではないようです。
この制度を利用するときは、その旨を申請して行わないと出来ないらしいんですよね。
また、陪審員を使う場合は裁判をする場所もかなり重要らしく、マイノリティーがこれを利用する場合は、そのマイノリティーが多く住んでいるところでの裁判をすることが有利とされているみたいです。

1947 年、銀行員として成功していたアンディ・デュフレーンは、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑という判決を受けちゃうんですねぇ〜。
当然のように無罪を主張するんですが却下・・・。そして、ショーシャンク刑務所に投獄されるんですね。



刑務所って言うところは、当たり前ですがかなり異質な場所です。
(入ったことがないから判らないけど・・・。w)
当然のように新人いびりがあるみたいだし、アンディは狙われるし(性的な対象としてですが・・・。まぁ〜女性はいませんしね、美味しそうに見えたんでしょうねぇ〜)



そんな中で『調達屋』(これもどこにでもいるみたいな感じで描かれてますね)のレッドにロック・ハンマー(地質学や化石取りとかに使う、小さなハンマーです。私も持ってますけど、金槌の反対側が平たいツルハシみたいになっていて、岩や石を砕いたりするのに使う奴です)を頼みます。



いままでどちらかというと孤立している感があったアンディですが、このことからレッドの仲間達と交流を持つようになります。
刑務所の天井の雨漏りを治すという高倍率な作業(野外での作業は数が少ないようです)を手に入れたアンディとレッドの仲間は、野外でタールによる防水作業をしていましたが、その時、鬼看守と言われた男が遺産の相続問題で悩んでいることを知るんですねぇ〜。アンディは、その看守と取引をします。

『遺産相続に関して無税にするための贈与申告の申請書類を書くかわりに、うまくいったら作業をしている仲間にビールを三本づつおごって欲しい』

刑務所での飲酒なんて本来許されることではないのですが、みごとにこのビールを勝ち取ります。
元々銀行の副頭取までしていたアンディですから、経理処理や税務処理なんて、楽勝っていうもんです。
これで、アンディはみんなから一目置かれるようになるんですねぇ〜。



アンディを狙っていた人物は、アンディに手をだそうとしたらそれがばれて、この鬼看守から袋だたきに遭って、他の刑務所に移送されちゃったりもしますし、他の看守の税務処理などもアンディが担当して、色々なことを大目に見てもらえるようになります。

囚人達にとって『仮釈放』は、夢です。

(希望と言うにはあまりにも儚い・・・)

できるだけ早く表の世界に出て、社会復帰をして普通の生活をする。

だけど、『終身刑』って言う奴は、言葉通り『一生刑務所の中で過ごすこと』が原則です。(日本の場合は、『終身刑』の宣告を受けても大体20年ぐらいで、出てきちゃうみたいですけどね)
でもですよ、50年とか入っていて、その後に放りだされるように刑務所を出されても、生きてゆくのは難しいと思いませんか?

犯罪を犯したんだからしかたない。

そう言われればそうですが(私も原則そう思いますよ。)でもね、外の世界から隔絶された刑務所の中で暮らしていて、老人となってからいきなり外の世界っていうのは、かなり惨い罰だと思います。
神経痛があったり、リュウマチがあったりもするでしょうし、それ以前に老人だから健康の維持が難しい上に、安定した収入の道がないから生活だって苦しい。

ある日、仲間の一人であった老囚人の仮釈放が決まります。
でも彼はそれを拒みます。
理由は前に述べたとおり・・・。怖いんです。外の世界が・・・。
刑務所を出て、バスに乗って町に着き、指定されたアパートにたどり着いた後に、スーパーに勤め始めるのですが、どうしても世間に馴染めないんですね。
今までのような硬いベットじゃない。自由がありすぎるから何をして良いのか判らない。(ベトナム戦争が終わったときに、米兵の多くが戦争後遺症という名の病気にかかりました。『柔らかすぎるベットでは眠れない』『夜が安心できない』などなど、ベトナムでは麻薬が簡単に手に入れることが出来たことも問題になっていて、麻薬の入手が難しい本土では、それを手に入れるために犯罪に走ったりした例もあります。精神的に一般生活に馴染めないためDVに走ったり、ノイローゼになったり大変だったようです。その為にわざわざ、過酷な環境にリハビリ施設を作ったりもしたみたいですしね)
彼の結論は・・・

自殺

悲しい結末です。自由に成れたのに・・・。



仲間のみんながそれを知った後に悩みます。

このままだったら、彼のようになってしまうのではないか・・・。

その後に、色々なことが起こります。
そして、ある日の点呼の時にアンディが脱獄をしていることに気がつきます。
あれほど仲の良かったレッドに告げることもなく(後で気がついたんですが、それとなくそれを示唆するような発言はあったんですよね。その時には全く気がつかなかったけれど・・・)



彼女と一緒に見る映画かどうかは、かなり疑問です。
出来れば一人きりで、部屋を暗くしてみた方が良いと思います。
そうだなぁ〜。飲み物はルートビアーかバドワイザーの小瓶を1瓶。
一人称での語りが多いので、その時のレッドの気持ちも考えながら、会話にも注意して見ると良いかもしれません。
めちゃくちゃむかっ腹が立つシーンもありますけれど、そこはぐっと我慢して、アンディとレッドの仲間の一員になったつもりで見るといいかもです。

何度も言いますが、すごく良い映画です。

私にとっても久々のヒットかな・・・。
アクション系の映画も良いけれど、こういうしっとり(?)した映画も良いとつくづく思いました。




邦題 ショーシャンクの空に
原題 The Shawshank Redemption
監督 フランク・ダラボン
製作総指揮
   リズ・グロッツァー
   デイヴィッド・レスター
製作 ニキ・マーヴィン
原作 スティーブン・キング
脚本 フランク・ダラボン
出演者
   ティム・ロビンス(アンディ・デュフレーン)
   モーガン・フリーマン(エリス・ボイド・"レッド"・レディング)
   ウィリアム・サドラー(ヘイウッド)
   ジェームズ・ホイットモア(ブルックス・ヘイトレン)
   マーク・ロルストン(ボッグス・ダイアモンド)
   ギル・ベローズ(トミー・ウィリアムズ)
   ボブ・ガントン(サミュエル・ノートン(刑務所長))
   クランシー・ブラウン(バイロン・ハドリー(刑務官))
音楽 トーマス・ニューマン
撮影 ロジャー・ディーキンス
編集 リチャード・フランシス・ブルース
配給 コロムビア映画、ワーナー・ブラザーズ アメリカ合衆国
   松竹富士 日本
公開 1994年9 月10日 アメリカ合衆国
   1995年6 月3日 日本
上映時間 143分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語


受賞・ノミネート

1995年 アカデミー賞 主要7部門
(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、楽曲賞、音響賞)ノミネート
1995年 ゴールデングローブ賞 主要2部門
(男優賞、脚色賞)ノミネート
1995年度 第19回日本アカデミー賞 外国語映画賞
1995年度 キネマ旬報ベストテン 外国映画作品賞
 読者選出外国映画監督賞、読者選出外国映画ベスト・テン第1位
1995年度 毎日映画コンクール 外国映画ベストワン賞
1995年度 報知映画賞 外国作品賞


う〜〜ん、こんなにノミネートされて、しかも日本で賞を取っているなんて知らなかったなぁ〜。この年は『フォレスト・ガンプ』とか名作が多かったせいもあるんだろうけれど、『ついてなかった』って言う感じなんですかねぇ〜。
映画業界は、結構作品の波があるから、当たり年とかだと見るのを迷うぐらいに、名作や気になる作品があるんだけれど、外れ年だと、まったく食指が動かないもんねぇ〜。
それでも日本の場合は、海外で買い付けてくる関係もあって、かなりセレクトされているはずなんですけどねぇ〜。


P.S 
 後で気がついたんですが『カッコウの巣の上で』は刑務所物じゃなかったです。
 あれは、精神病院物だった・・・。爆
 


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◆この記事へのコメント(投稿順)
1. コービィー 2010年3月30日 18時27分 [返信する]
こんにちは。(^^)
メジャーな刑務所モノ(洋画)って
知らない世界だけに見てしまいますよネ。
『ショーシャンク〜』
『グリーンマイル』
『デッドマンズウォーキング』など。
『ショーシャンク〜』は見ましたが、
雨に打たれて出て来た、シーンの印象が
ツヨク感じたせいなのカナ?
イイ映画の印象はアリマシタけど。
当時に見ただけで、今また見たら
違う感想になるのかも・・・。(^o^)


 ■このコメントへの返信■
1. 夢卯民 2010年3月30日 22時53分
そうですねぇ〜。
私の場合は 本当に偶然に近いんですよ。この作品に関しては・・・。
なんとなく気にはなっていたのですが あまり興味は出なかったんですよね。

ただ、見てからの印象はかなり好印象!!!

一人称での語りというところが、好みとして別れるところでしょうけれど、わたしは好きですねぇ〜。

達観したようで、それでいて人間くささが残っているこの語り口調は その人物像も浮き上がらせる所があると思うんですよね。

『無期懲役』『終身刑』どちらも辛いと思いますよ。
したことがしたことなのだから、『仕方ない』『自業自得』と言えばそれまでですが、20代で服役して50年もいたら、表の世界の倍は刑務所の中ですからねぇ〜。

日本での刑務所もので有名なのは『堀の中の懲りない面々』と言うことになるのでしょうが、自国の刑務所というところで、ちょっと引いちゃうところはありますよね。

映画は 『時と場所』『自分の心理状態』によって評価が変わると言うこともあるので、もう一度見てみると違うかも知れませんが・・・。

P.S.
 私は評論家の先生ではありませんから、演技が・・・。とかいうことよりも『楽しめたのか?』『感動したのか?』『もう一度(何度でも)みたいと思ったのか?』ということを重要視しています。
 そう言う意味では、この作品は お薦めですね。


 


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