Mamiya RB67 | |
2006年8月17日 19時28分の記事 | |
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いきなりキヤノンじゃないカメラ。 しかも、現物の写真じゃなくて、メーカからでてる写真。 ということで、Mamiya RB67。写真はProSDだけど、うちにある やつは、RB67Pro。 中古で購入。 俗に中版とよばれるカメラで、フィルムもブローニー版と 呼ばれるでかいフィルムをつかい、サイズも6cm×7cmという かなり巨大なものとなります。 中版のいいところは、このフィルムのでかいところです。 巨大に引き伸ばしても、画質の荒さが35mmほどにならない、 という点においては、このデジカメ全盛の時代においても まだ必要とされる分野があるくらいです。 またこの大きな画角故に、被写界深度も35mm版とは違う感じ になります。 RB67のRBは、レボルビングの意味で、後部のフィルムが入って いる部分(フィルムバック)が必要に応じて随時90度回転でき ます。35mmのカメラであれば縦位置にするのもカメラを回せば いいので簡単ですが、この巨大なカメラではそんなこと簡単 にはできません。そこでフィルムの入っている部分だけを 回してやる、ということをします。 RBに限らずMamiyaのカメラ全般にいえることですが、システム 全体が非常に洗練されているということがいえます。 ボデー、レンズ、フィルムバック、等がきちんと考えられて おり、状況に応じて、様々なものを取りつけて撮影することが できます。 フィルムバックを外して、ポラパックをつければ、ポラロイド 撮影(という言い方もどうかとおもいますが)が出来るように なります。 ファインダーを外して、Cdsファインダーをつければ露出を 測定することもできます。 Mamiyaはもともとマミヤ・オーピーという会社のブランド でしたが、今年の9月にマミヤ・デジタル・イメージングという 会社(旧コスモ・デジタル・イメージング)に譲渡されること が決定しています。ブランド自体がなくなってしまうことが なくてほっとしています。 Mamiyaは古いカメラでも結構面倒をみてくれます。 サービスセンターの対応も非常に良い会社です。 ZD(中版デジタルカメラ)がイマイチ不振で不安な点もあります が、頑張ってほしいものです。 そんなわけで、このクソ重いカメラも中版カメラとしてわが家 では主力マシン。 撮影会で手持ち撮影をするという暴挙にまででます。 撮影会主催者に、「ふつうやんないよそれ」って笑われたこと も何度となくあります。 それでも、このでかい巨大なカメラ、シャッター音、そして 上がってきた写真は、デジカメのみならず、35mm版カメラには ない、大きな魅力があります。 大好きなカメラ故に、 文章にまとまりがなくなってしまいました。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. aoisora 2009年9月3日 20時8分 [返信する] 突然すいません。 RBの名に惹かれ、検索していたら貴ブログに出くわしました。 私のRBは、もう10年以上ほったらかしで、今確認したところ、シャッター音も正常範囲の音におもえした。 標準レンズも、曇りやカビも以前と変わらずの状態に思えます。 すでに、ブローニーフィルムの存在すら忘れかけていた昨今、久しぶりに見る愛機のたくましさに、感動仕切りです。 また、拝見させていただきます。 2. あ〜る 2011年3月9日 22時21分 [返信する] 中版ではなく中判です。 基本です。
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