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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第1章空中線と電波伝播 (7)SHF帯の電波伝播
 
2017年3月12日 9時30分の記事

          第1章空中線と電波伝搬
          (7)SHF帯の電波伝搬

今回は、SHFの電波伝播のお話です。
周波数は、3[Ghz] 〜 30[Ghz] で波長:λは、10[cm] 〜 1[cm]
です。
SHF帯の電波では、鋭い指向性のアンテナを用いて直接波による通
信を行います。
1[Ghz] 以上の電波では、宙からの雑音が比較的少なく、そして
電離層を突き抜けます
又、10[Ghz] 以下の周波数では、気体分子による吸収や散乱を受
けにくい事より1[Ghz] 〜 10[Ghz] の周波数を 「宇宙の窓
」と呼
び宇宙にある衛星との通信に用いられます。


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          第1章空中線と電波伝搬
          (7)SHF帯の電波伝搬

今回は、SHFの電波伝播のお話です。
周波数は、3[Ghz] 〜 30[Ghz] で波長:λは、10[cm] 〜 1[cm]
です。
SHF帯の電波では、鋭い指向性のアンテナを用いて直接波による通
信を行います。
1[Ghz] 以上の電波では、宙からの雑音が比較的少なく、そして
電離層を突き抜けます
又、10[Ghz] 以下の周波数では、気体分子による吸収や散乱を受
けにくい事より1[Ghz] 〜 10[Ghz] の周波数を 「宇宙の窓
」と呼
び宇宙にある衛星との通信に用いられます。

10 [Ghz] 以上では、 水蒸気等に吸収されて減衰が大きくな
ります。
降雨により影響を受けるのは、その為です。雨粒が大きいと電波が
吸収され、小さいと雨粒がアンテナとして働き到来した方向とは
の方向へ反射してしまい、結果として減衰した事になります。
降雨強度が上がる程、また、周波数が高くなる程影響を受けやす
くなります

衛星通信のお話を少しします。
衛星通信は、地上局から衛星に電波を送り、衛星は、別の周波数で
他の地上局や船舶局・航空機局へ電波を送ってきます。
地上または、船舶・航空機から衛星へ送る電波をアップ・リンク
言います。
逆に衛星から地上へ送ってくる電波をダウン・リンクと言います。
衛星と地球との距離は、大変遠い為に伝送損失が非常に大きくなり
ます
地球側から衛星へ送るアップリンクでは、アンテナや送信設備の設
置や電力に余裕が有りますが、衛星側は、色々な制約が有る為に、
ダウン・リンクではアップ・リンクに比べ伝送損失の少ない低い
周波数が使用されます
 
衛星通信においても、大気のガスや降雨の影響を受けます。
地上から水平線方向を見た時と真上方向を見た時では、水平線方向
の方が大気の層を電波が伝わって来る距離が長くなりますので地球
から見た衛星の迎角が小さい程、電波は、大気中を永く通る事にな
ります。よって、これらの影響を受けやすくなります。

今回で第1章の空中線と電波伝播のお話は、全て終了です。
実用アンテナのお話をするときも有りますが、次回の試験で出題が
予想される範囲を超えますと受験生の方の負担になりますので、お
話致しません。勿論、出題が予想されるときには、お話を致します

次回からは、法規のお話を致しますが、1章づつ、工学と法規を交
互にお話をしてまいります。
次回の工学は、 工学で2番目に出題数の多い航法支援装置のお話で
す。 

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