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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第20期工学第2章航法支援施設 (2)ILSその3 |
2017年3月26日 9時30分の記事 |
第2章航法支援施設 (2)ILSその3 今回は、航空機が着陸する滑走路に対し左右のズレを どの様に航空機へ知らせてくるかと言うお話を致しま す。 航法支援施設に関する技術書は、 一般的には、 国土 交通省航空局の無線従事者(第1級陸上無線技術士) の方だけがみられる書物にしか書かれていない為にそ の他の書物は、勿論の事ネット上でも間違った事が書 かれています。 これから、航空無線技術士になる方は、この場で正し い、原理を理解しておいて下さい。 試験の範囲を多少超えるお話になりますが、範囲を少 し超えた知識は 、 試験の際、 余裕になりますのでお 話をします。 試験問題も間違う事が有ります。 その際、知識に余裕があれば、多分、出題者は、こう 言う答えを期待しているのだろうと気を利かせて答え る事が出来ます。重要なのは、出題者の意図に沿って 答える事です。(この事については、 クロちゃんさん の受験体験記にも書かれています。) それでは、本題です。 前回 ILSシステムの概要をお話しました。その中で滑 走路から見て航空機が滑走路のセンターラインより右 に居る時は、 90 [Hz] の信号が、 左にいる時は、 150 [Hz] の信号がそれぞれ強く検波され、そして、 センターラインの延長線上に居る時は、 90 [Hz] と 150 [Hz] の信号が 同じ強さで検波されると言うお 話をしました。 今回は、その理由について少し、お話をします。 下の図は、パワー・スペクトラムと呼ばれ、横軸が周 波数で高さは、それぞれの周波数毎の電力を表してい ます。 上の図をご覧ください。 ローカライザーから直陸して 来る航空機へ輻射される、 3 つのビーム(電波の輻射 される幅が狭い場合 、ビームと表現します。)の中身 を表しています。皆様は、ローカライザーの後にいて、 前にローカライザー、その前に滑走路、 そしてその先 から航空機が降下して来ると思って下さい。 皆様から 見て滑走路の真ん中方向へは、図の真ん中のビームが、 左側へは、左下のビーム、そして、右側へは、右下の ビームがそれぞれ輻射されます。 。 図の一番上のビームは、 滑走路の延長線と合わせ て輻射される電波ですので 90 [Hz] と 150 [Hz] の 正弦波で振幅変調された電波です。 この変調方法は、VHF帯での航空無線と同じですの で搬送波のFoと その周波数より 90 [Hz] 高い周波数 と 90 [Hz] 低い周波数及び 150 [Hz] 高い周波数と 150 [Hz] 低い周波数にそれぞれ側波帯が現れていま す。 この電波を受信し検波しますと 90 [Hz] と150 [Hz] の信号が同じ強さで得られます。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 今回の記事は、他では、見られないILSの原理を 正確に分かりやすく解説しています。この機会をお見逃し なく。 当塾は、今年の10月でまる10年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 この資格は、皆様にとって取れれば、リターンの資格です。 試験迄の時間を無駄にしない様にして下さい。 [お知らせ]有料記事をお読み頂く為には、コンビニで 電子 マネーをお買い求めの上、 下記の URLをクリックしてポイ ントを取得する手続きをお済ませください。 ポイントは、「くる天」様の有料ならではの 他のブログをお 読みになる為にもお使い頂けます。 なお、電子マネー「C-Check」は、2000円 から購入出来ま す。 http://kuruten.jp/blog/help041.html |
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[カテゴリ:無線工学] |
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