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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」」第20期工学第8章電磁気 (5)磁気 |
2017年5月27日 9時30分の記事 |
第8章電磁気 (5)磁気 今回は、 電磁気(大学では、電磁気学と呼んでいます。 )の一方の主役である磁気についてのお話をします。 磁気は、 電波の構成要素の 「電界」と 「磁界」の「磁 界」に関係します。また、電気(電子)の重要部品の「 抵抗」、「コイル」、「コンデンサー」の内のコイルに 関係します。 出来るだけ、分かり易くお話をしていますが、電磁気の それぞれのお話は、 第9章の最初からの積み上げですの で、分からなくなりましたら最初に戻って下さい。 また、会員の方は、遠慮なく質問をお寄せ下さい。 そして、単位が沢山出てきます。 単位について 余り気にされない方が 多いと思いますが 単位は、その単位が与えられた事柄の意味を表していま す。 例えば、速度の単位は、[m/s] です。 これは、1秒(s)当たり 何m 進むかと言う事です。この 単位の分母が何々当たりを表します。 本来、 単位は、 今、お話をしました様に 単位が与えら れた事柄の意味が分かる様になっているのですが、単位 を人の 名前に変えてしまった為に 本来の意味が 分から なくなったものが色々あります。 例えば、周波数の単位は、[Hz] (ヘルツと読み人の名前 です。)ですが、 以前、[c/s] (サイクル・パー・セカ ンドと読みます。)を使用していました。 [c/s] は、 1 秒間あたりの振動数が何サイクルかと言う 事を意味しています。 しかし、まだ、本来の意味が分かるものも沢山あります 。 また、 単位の重要性は、 計算式が正しいかどうかの検 証に役立つと言う事にあります。 先ほどの速度の例で言いますと、 [速度] = [掛った時 間] ÷[距離] と勘違いした人が居るとします。 すると、速度の単位は、[s/m] となってしまいます。 速度の単位が [m/s] である事さえ知っていれば、式を 覚えていなくても、式を導き出す事が出来ます。 今の例は、簡単な式ですから、この様な事は、 無いと 思いますが、式が複雑になった時に 式の検証に役立ち ます。 単位の 重要性について お話をしましたが、 その重要 性の為に航空無線通信士の試験でも良く出題されます ので、単位を覚えておいて下さい。 次回の8月期には 、どうやら出題されそうです。(これは、私の予想で す。) それでは、磁気のお話をいたします。 なお、磁気は、前回迄お話をしてきました静電気のお 話と似ている所が多くありますのでその違いただけを 覚えて下さい。 [1]磁気力に関するクーロンの法則 磁石のN極とS極が 引き合う力と 同極同士が反発し 合う力を磁気力といいます。 N極とS極の事を磁極と言います。 N極とS極は、 対であり電荷の ”+”と”−”の様に 単 独では、存在できないのが特徴です。 つまり、磁石は、いくら細かく割っても一方の端が N極なら反対側は、S極になります。 電荷を”Q”や”q”で表しますが、磁極は、”m”で表さ れます。 電荷は、電気を持ち、その電気量の単位が [C]でし たが磁極の場合は、磁極が持つ磁気量の単位を、 [ Wb] (ウエーバーと読みます。)です。 m1 [Wb] (ウエーバー)の磁極と m2 [Wb] の磁極 が距離 r [m] だけ離れているとします。 そして、電界の時の真空の誘電率と媒質により決ま る比誘電率が有った様に 磁気の世界でも 真空の透 磁率:μ0と媒質により決まる比透磁率:μr があ ります。 透磁率の単位は、[H/m](ヘンリー・パー・メー ター)です。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 当塾は、今年の10月でまる10年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 この資格は、皆様にとって取れれば、リターンの資格です。 試験迄の時間を無駄にしない様にして下さい。 [お知らせ]有料記事をお読み頂く為には、コンビニで 電子 マネーをお買い求めの上、 下記の URLをクリックしてポイ ントを取得する手続きをお済ませください。 ポイントは、「くる天」様の有料ならではの 他のブログをお 読みになる為にもお使い頂けます。 なお、電子マネー「C-Check」は、2000円 から購入出来ま す。 http://kuruten.jp/blog/help041.html |
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