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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第21期工学第2章航法支援施設 (2)ILSその1
2017年9月9日 9時30分の記事
 
            第2章航法支援施設
                (2)ILSその1

今回から4回に分けてILSのお話をします。
2015年4月に広島空港で韓国の旅客機が ILSに衝突する
と言う事故が有りました事をご記憶でしょうか?当時は、
航空機の着陸における 電波誘導に関心を持って頂けた事
と思いますが事件事故が毎日の様にありますので、 お忘
れの方は、NET で”広島空港 ILS”で検索されてからこれ
からのお話をお読み頂きたいと思います。 

ただ、TV の報道の中には  正しくないものもありました
ので  今回は、ILSの構成から先にお話をする事としまし
た。


1.ILS の働き
ILS には、大きく分けて 3 つの役割が有ります。1 つは
滑走路センター・ライン上に航空機を導くこと。
2つ目は、適正な降下率で着陸させることです。
ラジコンの飛行機を飛ばした経験のある方や フライトシ
ュミレーションの経験のある方なら お分かりになると思
いますが、 衝撃の無い滑らかな着陸をする為には、適正
な降下角で降下する必要があります。 降下角が大きけれ
ば、滑走路に接地した際に、 航空機の車輪を破損してし
まうかも知れません。また、 降下角が小さければ、滑走
路の長さの中間近くで滑走路に接地する事になり オーバ
ーランしてしまうかも知れません。 
適正な降下角度は、3°です。
そして、3つ目は、航空機から 滑走路迄の距離を伝える
ことです。

2.ILS の構成
ILS は、記事の2-1項から2-3項までの 3種類の施設を1組と
として構成されています。 先ほど、Google earthで 広島空
港を見たのですが、航空写真が古く未だに事故機がまだ、映
っていましたが 広島空港では、ILSが分かりづらいので、伊
丹空港をご覧になりながらこれからの記事をお読みになると
より理解が進む事と思います。
Google earthで ”伊丹空港” を検索しますと滑走路が 2本見
えます。画面の上側を北にしますと画面下側の滑走路が大型
機用で画面の方位を変えずに滑走路の右の端を見て頂きます
と滑走路上に "32L"と書かれています。
滑走路の呼び方は、滑走路に書かれた数字を添えてrunway
32 とか ranway14 と呼ばれます。(福岡空港でしたら
runway 16 と runway34 です。) 
runway32L とは、方位が 320°方向へ向いての離直陸位置
を示し、”L” は、2 本以上ある滑走路の 左側である事を示
しています。それでは、 画面を250 [m]程左へ進みますと
分かりずらいのですが、 滑走路左脇に 赤と白の市松模様の
箱の様なものが、2つありその直ぐ右に同じく赤と白に塗り
り分けられた鉄の柱の様な物があります。これが 2-2 項で
ご説明しますグライド・パスです。 
それでは、滑走路を一気に左端迄辿ってみます。
滑走路上には ”14R”と書いてあります。これは、方位140°
方向へ離直陸する滑走路で2本ある滑走路の右側である事を
示しています。滑走路の端から更に120 [m] 程左を見ます
と滑走路前方を横切る道路の手前に 赤色の横長の構造物が
見えます。これが、2-1項のローカライザーです。

それでは、各施設を細かく見てみましょう。 


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[カテゴリ:無線工学]
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