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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第21期受験直前講座 (17)DSB送信機その1の解答受 |
2018年1月20日 9時30分の記事 |
第21期受験直前講座 (17)DSB送受信機 その1の解答 今回は、前回出題致しましたDSB送信機の構成について の演習問題の解答と解説を行います。 [演習問題26] 次の記述は、 図に示す AM (A3 E) 送信機の原理的な構 成について述べたものです。( ) 内に入れるべき 字句の正しい組合せを下の番号から選んで下さい。 (1) 緩衝増幅器は、各種の増幅器による動作の影響が( A ) に及ぶのを軽減する働きをする。 (2) 周波数逓倍器には、一般に C 級増幅回路が用いられ 、コレクター電流の波形を故意にひずませ、 その中 から ( B ) を同調回路で取り出している。 (3) 変調増幅器は、搬送波の変調に必要なレベルまで 音 声信号を増幅するが、その出力が大きすぎて過変調に なって歪が生じたり、電波の占有周波数帯幅が ( C ) なったりしないレベルに増幅を行う。 ※図面番号は、以前使用した図ですので、図-1は、あり ません。 ※F は、発振周波数。n は、整数を表します。 A B C 1 水晶発振器 高調波成分 広く 2 水晶発振器 低調波成分 広く 3 水晶発振器 低調波成分 狭く 4 周波数逓倍器 低調波成分 狭く 5 周波数逓倍器 高調波成分 広く (1)問題の意図するところが不明なのですが 答えは 、”水晶発振器”になります。 どんな変調方式の送信機にしても、電波の元とな る高周波電流を作る必要が有ります。 初期の送信機は、この高周波電流を電子回路でな く発電機で作り出していました。 各家庭に来ている電気は、発電機で発電した50 [ Hz]ないし60[Hz]の交流ですが、数十 [kHz]の交 流を発電し、アンテナへ繋いでいた様です。 さて、 遠い昔のお話をしてもしょうが無いので電 子回路で高周波電流を作るお話に戻します。 電子回路で高周波を作る為には、 ”発振回路”が必 要です。 発振回路は、増幅器の一種なのですがそ の出力は、コイルとコンデンサーで構成される 共 振回路の両端電圧として取り出します。 この共振回路は、 負荷(電力を消費する所) になり ます。 この出力を緩衝増幅器なしで 直接アンテナに繋い でアンテナから電波として輻射する事を考えてみま す。 アンテナは 電波を輻射する事を別としますとコイ ルと コンデンサーと抵抗で等価回路を作る事が出 来ます。 この等価回路が 先ほどの発振回路の負荷の一部と なります。 アンテナが 仮に風等で形状が変化し続けるとしま す等価回路の各素子の値も変化します。 すると 発振回路の負荷が変動しますので発振周波 数が変化します。 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、昨年の10月でまる10年になりました。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 この資格は、皆様にとって取れれば、リターンの資格です。 試験迄の時間を無駄にしない様にして下さい。 [お知らせ]有料記事をお読み頂く為には、コンビニで 電子 マネーをお買い求めの上、 下記の URLをクリックしてポイ ントを取得する手続きをお済ませください。 ポイントは、「くる天」様の有料ならではの 他のブログをお 読みになる為にもお使い頂けます。 なお、電子マネー「C-Check」は、2000円 から購入出来ま す。 http://kuruten.jp/blog/help041.html |
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[カテゴリ:無線工学] |
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