この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第22期無線工学第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン受信機の構成その3 |
2018年5月9日 9時30分の記事 |
第4章DSB送受信機 (3)DSB受信機の構成 その3 前回迄は、電波と言う高周波を捉え周波数を変換して増幅 する所迄のお話でした。前回の最後にお話した所は、中間 周波数増幅器で、まだ、周波数が低くなったと言っても、 高周波です。今回は、この高周波から音声信号を取り出す 検波器からのお話です。 ちなみに次の章以降にお話をしますSSB受信機や FM受信 の構成は、中間周波数増幅迄の構成は、同じです。 ただ、中間周波数増幅回路が扱う周波数の幅がそれぞれ違 います。また、今回お話します検波回路もそれぞれの受信 機で違います。その違いを理解する事が4章以降必要です。 6.検波器( Detector ) 航空無線では、118 [MHz] 〜 137 [MHz]の周波数 を使用しています。 図-10 の最初の中間周波数増幅器の周波数は、10.7 [MHz] です。 第二の中間周波数増幅器の周波数は、455 [kHz] で す。 118 [MHz] 〜 137 [MHz] の間の周波数から 選ば れる受信周波数は、最終的に全て455 [kHz] に変換 されるのですが、455 [kHz] と言う周波数も高周波 と呼ばれるのに十分に高い周波数です。 それに比べて電波に乗せて送られて来る音声信号は、 遥かに低い周波数で低周波と呼ばれます。英語では、 Audio Frequencyと呼ばれます。頭文字を取ってAF と呼ばれます。 航空無線の場合は、数十[Hz]〜3 [KHz]です。 DSB では、搬送波の振幅を音声信号の大きさで変化 させています。 455[kHz]の DSB の高周波も同じく、音声信号の大 きさでその振幅が変化しています。 搬送波の周波数だけが 455[KHz] になった高周波か ら音声を取り出す検波方法のお話をします。 図-11 に検波の原理を示しておきます。 振幅変調された信号が左側から検波器に入力されま す。 検波器は、D:ダイオード、R:抵抗、C:コンデ ンサーで構成されています。 変調された搬送波のプラス側だけがダイオードを通 過します。ダイオードの記号の左側(アノード)が +の時は、電流が左から右へ流れますが、 ダイオー ドの記号の左側(アノード)が−の時は、電流が左 から右へ流れません。逆にいいますと、ダイオード のカソード側が+の時は、電流が 流れません。 詳 しくは、 第3章の半導体・電子管・電子回路を参照 して下さい。 結果としてダイオードの右側では、図の左側の振幅 変調信号と書いてある図の上(プラス側)半分だけ になります。 この波形には、搬送波の周波数成分と音声信号の周 波数成分が含まれています。 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、昨年の10月でまる10年になりました。 ここまで続けてこられま したのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 この資格は、皆様にとって取れれば、リターンの多い資格 です。 試験迄の時間を無駄にしない様にして下さい。 [お知らせ]有料記事をお読み頂く為には、コンビニで 電子 マネーをお買い求めの上、 下記の URLをクリックしてポイ ントを取得する手続きをお済ませください。 ポイントは、「くる天」様の有料ならではの 他のブログをお 読みになる為にもお使い頂けます。 なお、電子マネー「C-Check」は、2000円 から購入出来ま す。 http://kuruten.jp/blog/help041.html |
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)] |
[カテゴリ:無線工学] |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] |
| |