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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第22期無線工学第5章SSB送受信機 (2)平衡変調器の動作と用途
2018年5月14日 9時30分の記事
 
           第5章SSB送受信機
      (2)平衡変調器の動作と用途

SSBがどの様な電波型式であるかご理解頂けたと思いま
すが、それでは、振幅変調で出来る搬送波と上側波帯又
は、下側波帯どちらかをどの様に取り除くのかと言うお
話をします。

SSBを作り出す方法には、幾つかありますが、一般的 (
誰にも分かり易い)で良く試験に出題される 平衡変調 
ついてのお話をします。
そして、タイトルにあります用途ですが、変調器なので
変調に決まっているのでは?とお思いの方が多いと思い
ますが、実は、変調以外にも使えるのです。そのお話は
、最後に致します。


[1]平衡変調器の動作
図の信号の流れを追いながら説明を読んで下さい。


(1)音声信号の流れ

  音声信号は、回路図の左のトランスの左側 (一次側
  ) から入力される周波数:fsの単一周波数の正弦波
  とします。
  音声信号が”プラス”の時 (の部分) には、 回路図
  の赤の部分を流れます(右回り)。
  次に音声信号が”マイナス”の時には、下の図の
  表した部分を流れます(左回り)。

  結果として音声信号が ”プラス” の時も ”マイナス”
  の時も 右側のトランスの 一次側 (左側)を流れる事
  が有りませんので音声信号が左側のトランスに入力
  されただけでは右側のトランスのニ次側には、音 
  声信号単独で現れません
  
  注 2つのトランス共に左側が一次側で右側が二次側
    です。
(2)搬送波の流れ

   茶色は、 搬送波が”プラス”の時です。  搬送波の
   の入力端子 ( 回路図の一番下の切れている部分で
        す) の左側から 左側のトランスの 中点に向かいま
        す。
   
   左のトランスの中点から上へ向かった搬送波は、
   右側のトランスの下側から入りその中点を通り搬
   送波の入力端子の右側へ戻ります。

   左のトランスの中点から下へ向かった搬送波は、
   右側のトランスの上側から入りその中点を通り搬
   送波の入力端子の右側に戻ります。

   右側のトランスの上側と下側から中点へ向かう搬
   送波による電流は、逆向きですので、それぞれの
   の電流による磁力線は打ち消しあい右側のトラン
   スの二次側には、出力が現れません。


   搬送波の青の線は、”マイナス”の時です。搬送波
   の入力端子の右側から右側のトランスの中点へ向
   かいます。
   中点から 上側と 下側へ搬送波の電流が流れま
   すのでこの場合も、右側のトランスの一次側では
   、磁力線が打ち消されますのでニ次側には、出力
   が現れません。( トランスとは、 一次側の電流に
   よる磁力線の変化が二次側のコイルに交差する事
   で二次側に電流が流れると言う物です。)
   
   右側のトランスの一次側の中点から上へ流れる電
   流と下へ流れる電流がそれぞれ、左のトランスを
   経由して搬送波の入力端子の左側へ戻る事を指で
   なぞって確認して下さい。

以上の事より、搬送波または、音声信号だけが加えられ
た時
は、 右側のトランスの2次側には、 出力が、 現れ
ません


次に、音声信号と搬送波が同時に入力された時を考えて
みましょう。


(3)音声と搬送波を同時に加えた時の流れ

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[カテゴリ:無線工学]
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