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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第23期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR_DMEその2
2018年9月7日 9時30分の記事
 
              第2章航法支援施設
             (1)VORとDMEその2

各航法支援施設の原理については、ネット上でも書かれ
ていますが、肝心な部分が書かれていなかったり、原理
そのものが不正確なものであったりし、正確なものを見
る事ができません。
また、残念ながら受験参考書でも肝心な部分がボヤかさ
れて書いてありますので、読者には、分かりずらく難し
いものと捉えられてしまいます。
曖昧な事は、記憶に残りません
航法支援施設の曖昧な例としましては、以下の様なもの
があります。
”ローカライザーは、 滑走路に向かって左側でVHF帯の
内の1つの周波数の搬送波を 90 [Hz] で変調した 電波
を輻射し、そして同じ周波数の搬送波を150 [Hz] で変
調した電波を滑走路の右側から輻射する”   と言う 説明
がありますが、 同一周波数の電波を 同じ施設から輻射
する事は、 電波が干渉してしまいますので通常、 その
様な事は、出来ませんので 不正確な説明と言えます。
この様に不正確な説明が多いのは  きちっと書かれた書
籍の存在を 航法支援施設の製作するメーカーや それを
使用するお役所の極一部の人しか知らない為です。 
また、その書籍の内容は、 非常に高度で、単に、 航法
支援施設に 興味がある程度の人では、 難解すぎて理解
できません。

今回のお話は  受験以外で航法支援施設に興味をお持ち
の方にも 分かりやすくお話をしていますので 大変貴重
な内容となっています。</p>

なお、各施設の写真の掲載には  国土交通省航空局の許
可が必要ですので  掲載出来ません。写真をご覧になり
たいた方は  当ブログの 東海総合通信局  
のブック・マ
ーク又はCQ出版社殿の 「RF WORLDNo.7」のブッ
ク・マークをクリックしてご覧下さい。 

それでは、今回は VORの構成のお話を致しますが、そ
の前に電波とは 何かを考えておきましょう。説明には
、多くの予備知識が必要です。
電波とは、どの様な物かについては、 電磁気の章で詳
しくお話をしますが、ここでは、 電波を使ってどの様
に音楽やデータを伝えるかと言う事を 簡単にお話しま
す。
(正確には、電波としてアンテナから輻射される前の高
周波を どの様に音声やデータで変化させアンテナから
電波として輻射するかと言う事です。)
電波を音声信号やデータで変化させる事を 変調と言い
す。その変調方式の基本は、 以下の4通りです。

 (1)電波の強さを信号の大きさで変化させる

   電波の強さを音声信号 (以下送るべき音声やデ
   ータを音声信号と言います。)の 大きさに比例
   した大きさに変化させる。 受信側では、電波の
   強さに応じた 電圧を取り出す回路で音声信号を
   得る事が出来ます。
   この変調方式を振幅変調 又はAM変調 と言いま
   す。
         皆様が 使用する事になる航空無線で主に使用さ
   れる変調方式がこの方式です。 

  
(2)電波の周波数を信号の大きさで変化させる

   この変調方式は電波の周波数を音声信号の大き
   さに比例して変化させる方式です。
         周波数変調又は、FM変調と言います。
         携帯電話も初期の頃は、この変調方式を使って
   いました。 現在でも FM放送や空港内で地上職
   員の方が持っている トランシーバー等の  変調
   方式として使用されています。

   (3) 電波の位相を信号の大きさで変化させる

   位相とは、正弦波やパルスの始まりの時間的、
   又は、始まりの角度を言います。
   例えば、X軸とY軸の交点から伸びる長さ L の
   棒が交点を軸として グルグル 回っているとし
   ます。 回る向きは、左廻 りです。
   1秒間に1回転するとしますと 0 秒の時は、原
   点より右側の X軸上にいるとします。  この角
   度は、0°です。
   1/4 秒後には、90°進む事になります。
   今、お話した X-Y 平面を長さ L の棒が回るセ
   ットをもう一つ用意します。
   最初のセットは、0秒の時、棒の角度が0°でし
   た。
   次のセットは、0秒の時、棒の角度が90° とし
   ますと二つのセットの棒の始まりの角度が90°
   違います。
   それぞれの動き始めの角度を 位相と言います。
   又、二つの棒の角度の差を 位相差と言います。 
   音声信号の大きさにより 電波の 位相を変える
   のが、位相変調 又は、 PM変調 と呼ばれる変
   調方式です。
   主にVHF帯以上の周波数を用いて陸上を移動す
   る移動体通信で使用されます。

(4)その他

   (1)と(3)の組合せたもの等がありますが、
         航空無線通信士の試験範囲を 超えますので割
         愛いたします。
         この方式は、LAN や 防災無線の変調方式とし
         て使用されいます。

以上の様に 電波に音声信号を乗せる方法は電波の 
波数または、位相を変えるしかありません。
   
 

2.VORの構成
VORとは、VHF Omni-directional Radio Range: 
超短波全方向式無線標識施設の事です。


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[カテゴリ:無線工学]
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