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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第23期無線工学第2章航法支援施設 (2)ILSその2
2018年9月13日 9時30分の記事
 
                     第2章航法支援施設
                  (2)ILS その2

前回から 4 回に分けて、ILS のお話を致しています。
ILSとは (Instrument Landing System)  計器着陸
方式の事です。
飛行機は、離陸する時と着陸する時が 一番危険だと言
われてます。着陸の事を緩やかな墜落と言うそうです。
広島空港の アシアナ機の事故では、局所的に発生する
上昇気流の直ぐ後の下降気流をセットとした ダウン・
バースにより上昇気流に遭遇し、 下降の為の操作をし
た後、下降気流に遭遇して、 必要以上に降下した為に
ローカライザーにぶつかった事故の様です。
さて、広い空を飛んで来た航空機は 、空の広さに比べ
て僅か 60[m] 程度の幅の滑走路の真ん中の白線(雪国
では、黄色)上に着陸する事が出来ます。
例えば、降下して来た航空機が低い雲の中に入り 見通
しが悪く滑走路が見え無い時があります。 それでも航
空機は、見えない滑走路へ向かって着陸を続けます。 
やっと滑走路迄が見えた時には、 滑走路迄の距離が時
間にして1〜2分と言う事もあるかも知れません。
皆様が、乗っている飛行機のパイロットは、 天候の悪
い時に実は、滑走路が見えないまま、時速 300 Km程
の高速で 滑走路を目掛けて飛行している事があるので
す。

霧で数m先が見えない時、 高速道路を高速で走行して
いる様なものです。
それでも、滑走路の白線上に直陸する事が出来ます。
その着陸を助けてくれる のが ISL です。非常に 重要
な航法支援施設です。その為、試験には、良く出題さ
れます。 
今回は、フライト・シュミレーションソフトを使って
ILS を擬似体験してみます。

今回、使いますソフトは Microsoft社の Flight Simu-
lator 2004  です。

着陸しますのは、仙台空港の B滑走路です。今回の機
材は、セスナ172 スカイホークです。
通常ですと、 小型機用は、A滑走路を使用するのです
が、ILS が有りませんので中型機が使用します B滑走
路へ着陸してみます。

絵が小さくて見にくいのですが、画面中央上部の海岸
線より少し上に濃い緑の所がありますが、そこが仙台
空港です。
仙台空港の B滑走路及び ILSの諸元は、以下の通りで
す。

 長さ  :3000[m]
 幅   :  45[m]
  方位   :271°
 周波数 :111.7 [MHz]
識別信号 :ISD

諸元でも書きましたが、滑走路の幅は、45[m] です。
有視界飛行時でも速度の遅い小型機では、難なく着陸
できますが、セスナで計器直陸をしてみます。
中型機以上では、着陸速度が速く、降下中も視界が悪
く滑走路が見えない時にも 先にも言いましたが、ILS
は、滑走路の幅の中央のセンター・ライン上に着陸出
来る様に誘導してくれる強い味方です。
その誘導の内容は、以下の3つです。

 (1)滑走路のセンター・ラインからの左右のズレ
 (2)適正な降下角度からの上下のズレ
 
(3)滑走路端迄の距離

(1)は、今、お話をしました様に重要なのですが(2)、
(3)も着陸する航空機にとっては、重要です。

続きは、記事をお買い求めの上お読みください。

当塾は、昨年の10月でまる10年になりました。
ここまで続けてこられま
したのは、皆様方のお陰と感謝して
います。
今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま
いる所存ですので、宜しくお願いいたします。
「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変重要
試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様にして下さい。



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[カテゴリ:無線工学]
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