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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第23期受験直前講座 (20)SSB送受信機その1の解答 |
2019年2月9日 9時30分の記事 |
第23期受験直前講座 (20)平衡変調 今回は、SSBの変調に用いられる平衡変調器について の演習問題の解答と解説を行います。 この問題は、実際に出題された過去問をアレンジし、過 去問を解くより、平衡変調を理解していないと解けな様 にしてあります。 それでは、問題から見てみましょう。 [演習問題33] 次の記述は、図に示すリング変調部について述べたもの です。( ) 内に入れるべき字句の正しい組み合わせを 下の番号から選んで下さい。 ただし、変調信号(信号波) vs の周波数をfs[Hz] 、搬送 波の周波数を fc [Hz] とします。また、回路は、理想的 に動作するものとします。 (1) この変調器は、( A ) 送信機の変調部等に用いら れる。 (2) vs と vc が入力されたとき、出力信号の周波数成分 は、( B ) である。 (3) vs がなく、vc のみが入力されたとき、出力には ( C ) 。 A B C 1 SSB(J3E) 両側波(fc +/− fs) vcが出力される 2 SSB(H3E) 片側波(fc + /−fs) 何も出力されない と搬送波(fc) 3 SSB(J3E) 両側波(fc +/− fs) 何も出力されない 4 SSB(J3E) 両側波(fc +/− fs) vsが出力される と搬送波(fc) 5 SSB(H3E) 両側波(fc +/− fs) 何も出力されない と搬送波(fc) 注・・・リング変調器とは、平衡変調器の事です。 注・・・Bの選択肢が分かりずらいので補足します。 (fc +/- fs)とは、fc + fs と fc - fs の事でそれ ぞれ fc + fs 及び fc - fs の 周波数の範囲を示 します。 [演習問題33の解答と解説] (A) の答え リング変調器は、受信機において問題の図の音声信 号と書いてある端子から中間周波数のSSB信号を入 力し、搬送波と書いてある端子らBFO信号を入力す れば、復調された音声信号が図の出力と書いてある 端子から出力されますが、問題では、どの電波型式 の送信機に使用されるかを問うていますので、答え は、SSB(J3E)となります。 但し、Aの答えだけと言う事でしたらSSB(H3E)で も正解です。 ここからのお話は、前回のSSBの電波型式に関する 演習問題の解答のパワースペクトラムを合わせてご 覧頂きたいのですが、SSBには、搬送波を抑圧し、 片方の側波帯だけのJ3E。 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる11年になりました。 ここまで続けてこられま したのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の記事が書いてあります。 2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変重要な 試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、本文をお読み下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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