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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第24期無線工学第2章航法支援施設 (3)パルス・レーダーその2 |
2019年4月10日 9時30分の記事 |
第2章航法支援施設 (3)パルス・レーダーその2 今回は、近年出題される様になりましたパルス・レーダ ーの目標物迄の距離と方位が分かる仕組みと最大探 知距距離を延ばす方法を今回と次回お2回に分けてお 話をします。 ちなみに新設問題とは、少し上級の資格試験に出題され る問題の中から出題されます。 当講座では、新設問題に備えて航空無線通信士の範囲を 超えてお話をしている事があります。 それでは、本題に入ります。 1.パルス・レーダーの電波 図-1 図-1をご覧下さい。赤の線は パルスです。パルスと は 脈の事で手首に指をあてますと、脈を打つのを感 じます。 脈の様に断続する信号をパルスと言います。 例えば、上の図の赤の内、 下の横線を 0[V]、高くな った所を 5 [V]としますと一定時間 0[V] が続き一瞬 にして 5[V] になり一定時間 5 [V] が続いた後 一瞬 にして 0 [V] になっています。 後は、その繰り返しです。 パルスの下の波形は、搬送波です。パルスと搬送波を 掛け算します。 (この様に掛け合わせる事を変調と言 います。) 変調波の波形は、一番下の絵です。 この場合の変調波は、パルスが 5[V] の間だけ電波が 出る事を表しています。 パルス・レーダーのアンテナから輻射される電波は、 この変調波です。 ”A”と書いて有る部分を パルス幅と言います。"T" と 書いてある部分を パルスの繰り返し時間(周期)と言 います。 ”T" の逆数を 周波数 (1秒間での繰り返し数) と言い ます。 電波は、”A” と書いてある間だけアンテナから輻射さ れ、次に輻射されるまでの間は、レーダーは 受信状 態になります。 レーダーは、”A” と言う間に輻射した電波が目標物に 当たり反射して来る電波を受信します。 2.レーダーの表示画面 図-2 ※上の図は、Flight Simcom からダウンロードしたもので 実際の画面 とは 、 違います。 図-2 をご覧下さい。これは、Microsoft 社のFlight Simulator 2004 のレーダー画面です。実際の 航空管制に使用される画面は、ブラウン管 (CRT:今 の薄型テレビになる前の表示器) に 1次レ−ダーで 捉えた位置とSSRで得た便名等のデーターを一緒に 表示します。 3. パルス・レーダーで目標物の距離と方位が分かる理 由 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる12年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の記事が書いてあります。 2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変重要な 試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、本文をお読み下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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