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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第24期無線工学第4章DSB送受信機 (1)DSBとは? |
2019年5月11日 9時30分の記事 |
第4章DSB送受信機 (1)DSB(AM)とは? 今回からDSB送受信機のお話を致します。 第1回目は、DSBとは、何かと言うお話です。 DSBは、 皆様が航空無線通信士となったとき、 航空機 に設けられた航空機局と航空局(航空機の管制を行う陸 上に設けられた局やエアラインのカンパーニー無線の陸 上局)との交信において一番使用される変調方式ですの で 理解しておく必要があります。 送信機は、高周波を発生し、その高周波を図-6の灰色の 棒で表した空中線に繋ぎますと空中線の周りに磁界が出 来ます。 ※図番が以前描いたものを使用している為順不同にな っています。 磁界とは、磁石の力が及ぶ空間を言います。 高周波は、交流ですので電流の大きさと流れる向きが時 間と共に変化しますので、磁界の強さと向きも時間と共 に変化します。磁界が変化しますと<電界が生まれ、その 電界の大きさと向きも元となった磁界が時間と共に変化 しますので同じく向きと強さが変化します。 電界が変化しますと 磁界の変化を生みます。 (電界とは、 電気の力がおよぶ範囲で、静電気の力がお よぶ範囲と考えて頂ければ、結構です。) この繰り返しが電波です。電波は、空間を伝搬して相手 局へ届きます。詳しくは、第1章の ”空中線と電波伝搬 ”の ”(1)電波って何?”をご覧下さい。 こうして相手局に届いた電波には 何の情報も 含まれて いません。 そこで、送信側では、送ろうとする音声や音楽の信号で 電波を変化させれば相手局は、その変化を元に戻す事で 音声や音楽を聞く事が出来ます。 音声や音楽あるいは、データを含む情報で高周波を変化 させる事を変調と言います。 電波から元の情報を取り出す事を復調(または、検波)と 言います。 それでは、DSBとは、一体どの様な変調方式なのでしょ うか? 試験や日本で一般的に言われているDSBとは、中波のラ ジオ放送とか、航空無線(VHF帯)で使用されている変調 方式の事です。 DSB は、振幅変調{AM変調 (Amplitude Modulation )}とも呼ばれます。下の図をご覧下さい。 振幅変調は 良くAM変調とも言われますので両方覚えて おいて下さい。又、電波法で言う電波型式としてはA3E と表記されます。 ※DSBとは、Dobule Side Band の略です。 昔は、搬送波を抑圧して上下の側波帯だけを送信する 変調方式をDSBと呼んでいました。 側波帯については、後の記述をお読み下さい。 それでは、下の図をご覧下さい。 ピンクの線は、音声信号です。 簡単に表す為に音声信号は 単一の周波数で表していま す。 人の声は、色々の周波数を含んでいますが 3[KHz]位迄 の周波数を送れば 誰の声か分かります。ここでのピン クの線は、1 [KHz] の周波数だと思って下さい。 音として聞きますと「キーン」と言う感じの高い音です 。 その次の緑の線は、高周波を表しています。航空無線の 場合ですと 100 [MHz] (1秒間に1 x 10^8の振動)を超 える周波数です。 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる12年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の記事が書いてあります。 2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変重要な 試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、本文をお読み下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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