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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第24期無線工学第5章SSB送受信機 (2)平衡変調器の原理と用途
2019年5月22日 9時30分の記事
 
                第5章SSB送受信機
            (2)平衡変調器の動作と用途

SSBがどの様な電波型式であるかご理解頂けたと思いま
すが、それでは、振幅変調で出来る搬送波と上側波帯又
は、下側波帯どちらかをどの様に取り除くのかと言うお
話をします。

SSBを作り出す方法には、幾つかありますが、一般的 (
誰にも分かり易い)で良く試験に出題される 平衡変調 
ついてのお話をします。
そして、タイトルにあります用途ですが、変調器なので
変調に決まっているのでは?とお思いの方が多いと思い
ますが、実は、変調以外にも使えるのです。そのお話は
、最後に致します。


[1]平衡変調器の動作
図の信号の流れを追いながら説明を読んで下さい。


(1)音声信号の流れ

  音声信号は、回路図の左のトランスの左側 (一次側
  ) から入力され、その周波数:fsが 単一周波数の正
    弦波とします。
  音声信号が”プラス”の時 (の部分) には、 回路図
  の赤の部分を流れます(右回り)。
  次に音声信号が”マイナス”の時には、下の図の
  表した部分を流れます(左回り)。


  結果として音声信号が ”プラス” の時も ”マイナス”
  の時も 右側のトランスの 一次側 (左側)を流れる事
  が有りませんので音声信号が左側のトランスに入力
  されただけでは右側のトランスのニ次側には、音 
  声信号単独で現れません
  
  注 2つのトランス共に左側が一次側で右側が二次側
    です。

(2)搬送波の流れ


   茶色は、搬送波が”プラス”の時です。 搬送波の入力
   端子 (回路図の一番下の切れている部分です)の左側
     から 左側のトランスの 中点に向かいます。
   
   左のトランスの中点から 上へ向かった搬送波は、右
   側のトランスの下側から入り その中点を通り搬送波
     の入力端子の右側へ戻ります。

   左のトランスの中点から下へ向かった搬送波は 右側
   のトランスの 上側から入りその中点を通り搬送波の
     入力端子の右側に戻ります。

   右側のトランスの 上側と下側から中点へ向かう搬送
   波による電流は、逆向き ですので、それぞれの電流
     による磁力線は打ち消しあい 右側のトランスの二次
     側には 、出力が現れません。


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