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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第24期無線工学第9章電磁気 (4)電束と電束密度
[無線工学]
2019年6月16日 9時30分の記事

                      第9章電磁気
             (4)電束と電束密度

今回は、電束と電束密度のお話を致します。電束も電束
密度も航空無線通信士の試験範囲を超えていますので、
直接、これらの問題が出題された事は、過去に有りませ
ん。
と言う事は、航空無線通信士より上級の資格試験では、
出題されていると言う事ですので新設問題として出題さ
れる可能性があります。また、電束と電束密度について
は、コンデンサーを理解する為に必要ですので、今回、
お話をする事としました。


 1.電束
電束とは、文字通り電気力線の束の事です。
電気力線は、もともと架空のものですから電束も架空の
ものと言う事になります。


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                      第9章電磁気
             (4)電束と電束密度

今回は、電束と電束密度のお話を致します。電束も電束
密度も航空無線通信士の試験範囲を超えていますので、
直接、これらの問題が出題された事は、過去に有りませ
ん。
と言う事は、航空無線通信士より上級の資格試験では、
出題されていると言う事ですので新設問題として出題さ
れる可能性があります。また、電束と電束密度について
は、コンデンサーを理解する為に必要ですので、今回、
お話をする事としました。


 1.電束
電束とは、文字通り電気力線の束の事です。
電気力線は、もともと架空のものですから電束も架空の
ものと言う事になります。

架空のものですから誘電体に関係せず1[C] (クーロン)
の電荷から
1[本] の電束
が出ると定めます。
よって、Q [C] の電からは、Q [本] の電束が出ます。
単位は、電荷と同じく [C] (クーロン)です。

2.電束密度[C/m^2]
電束密度は、文字通り単位面積当たりを通過する電束の
密度と言う事になります。
ここで電界の強さ:E について思い出して下さい。

   E=Q/(4πε r^2)           (4)

この式は、電界の様子を示す電気力線の単位面積当たり
を通過する電気力線の密度を表します。
前迄のお話で電気力線の総数がどの様に表されたかた見
直して下さい。
電界の強さとは、 電荷Qから半径 r  の距離の 球の表面
を通過する単位面積当たりの電気力線の密度と言う事に
なります。
電荷Q からの距離が離れれば、r が大きくなりますので
球の表面積も大きくなりますので、電気力線密度は、小
さくなります。
つまり電界が弱くなる事を示します。

さて、電束密度Dは、電束の密度の事ですから (5)式の
様に書けます。

  D=Q/(4πr^2)                               (5)

電荷Q[C]からQ[本]の電束が出ますので球の表面積:
4πr^2 で電束を割ったものが電束密度です。

更に、(4)式と(5)式から

  εE                       (6)

となります。(6) 式は、 電界:E{(4)式}に 誘電率:ε
を掛ければ、 (6) 式になります。 簡単な式ですので、
覚えておいて下さい。  電気回路でのコンデンサーのお
話のときに重要になります。
ゴロも良いですね。 別の言い方をしますと、 (6) 式の
両辺をεで割りますと両辺とも電界になります。

今までに出てきました、クーロンの法則の式。  電界の
強さを表す式。 電気力線の総数を表す式。 電気力線密
度を表す式。 電束密度を表す式。 電束密度と電界との
関係を表す式を 々に見ていますと それぞれの関係
が分からないままに 、終わっ
てしまいますが、
  一度 、 
全てを書き出して見てください。  それぞれの関係が良
く分かります
。  それぞれに式が関係している事が分か
れば、 式を暗記する事が、いかに無意味だっか実感さ
れる事と思います。 これらの式どうしの関係が分れば
これらの式を自由に使いこなす事が出来ます。

次回は、 磁気に関するクーロンのお話を致します。

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