このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第24期無線工学第10章電気回路 (8)電力その2
2019年7月7日 9時30分の記事
 
                 第10章電気回路
                   (8)電力その2 


 今回は、電力の3つの種類と力率の改善方法について
のお話を致します。 
力率の改善方法は、よく出題されますので、よく理解し
ておいて下さい。

 2.有効電力P無効電力:Q皮相電力S
  電力には、表題のとおり3つの電力があります。下の
    図をご覧下さい。
  
  皮相電力とは、電圧と電流を掛けたもので位相差:θ
    が考慮されていません。

      S = V・I

  電気器具のカタログに書かれている電力は  皮相電力
    の事です。

  有効電力とは、 次式の事で、 言葉の通り、実際に有
    効となる電力を示します。

      P = V・I・cosθ

  無効電力とは、言葉の通り、実際には  役に立たない
    電力です。

      Q = V・I・sinθ

  となります。
  電力会社からSの電力を買っているのですが  実際に
  使用しているのは、Pと言う事になります。
  Qだけ、無駄にしている事になります。

  V・I に cosθ を掛けますと前回、”仕事” についてお
  話しをしました通り V・I の水平成分ですので役に立
  つもの。sinθ を掛けますと 垂直成分ですので役に立
   たないものと言う事になります。この考え方は、大変
   重要ですので、覚えておいて下さい。
 ついでに、P と Q と S の関係を示しておきます。

  S =sqrt(P^2 +Q^2)
   = sqrt{ (V・I・cosθ)^2+(V・I・sinθ)^2}
   =sqrt[(V・I)^2 ・{ cos^2・θ+sin^2・θ}]
   =V・I
       
      注・・・cos^2θは、cosθの2乗。sin^2θは、
      sinθの2乗を表しています。

それでは、次に力率の改善方法について  お話を致しま
す。
その前に抵抗:R とコイル:Lの直列回路及び、Rとコン
デンサー:C の直列回路でそれぞれの  力率は、どうな
るのかを見ておきましょう。

3.LRの直列回路の力率

 

続きは、記事をお買い求めの上お読みください。

当塾は、今年の10月でまる12年になります。
ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して
います。
今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま
いる所存ですので、宜しくお願いいたします。
「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の記事が書いてあります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、本文をお読み下さい。



都度課金記事   定期購読者は無料で読めます。
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)]
[カテゴリ:無線工学]
このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]

このブログの評価
評価はまだありません。

[このブログの評価を見る]





Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved