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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第1章空中線と電波伝搬 (4)半波長ダイポール・アンテナその1 |
2019年8月23日 9時30分の記事 |
第1章空中線と電波伝搬 (4)半波長ダイポール・アンテナ その1 今回から 2回にわけて、実際に使用されているアンテ ナでありながらアンテナの基本でもある半波長ダイポ ールについてお話をいたします。 まず、始めに、半波長とは、どう言う意味かを考えてみ ます。 [半波長ダイポール・アンテナの”半波長”とは?] 下の図は、電波のモデルとして見て頂いた図です。 λと言う文字に注目して下さい。 ”ラムダ”と読みます。 例えば、緑の電界について注目してみますとキツネ色で 示します、アンテナの所では 大きさが ”0” で、そこか ら距離が進むと 大きくなり、その後小さくなり、”0” になり、今度は、下方向に大きくなり その後、 又、小 さくなり、また、”0”となります。 この間の長さを”1波長”と言います。 波長を”λ”で表記します。 ここで、波長と周波数の関係を調べてみます。 周波数とは、1秒間の振動の数です。 (1つの振動とは、1波長分の大きさの変化の事です。) つまり、 周波数とは、1波長分の振動が1 秒間に何回有 ったかと言う事です。 周波数の単位は、 [Hz](ヘルツと読みます)です。 単位は、重要ですので、今後、新しく単位が出てくる度 に覚えて下さい。新し単位が出てくる度にノートの1ペ ージ目に書き留めておくのも良いですね。 ここで、電波の伝わる速さを思いだして下さい。 もう忘れた方もいらっしゃると思いますが、今日からは 、絶対に忘れない様にして下さい。 光は、電波の周波数が高いものですので、光の速度と電 波の速度は、同じです。 ズバリ、電波の速度は、30万キロ・メーター毎秒です。 地球の赤道の長さは、約 4万キロ・メーターですから電 波は、1秒間 に地球を7周半する事になります。 1 秒間に30 万キロ・メーター進む間の 振動数を f だと しますと λ = 3 x10^8 /f (1) と言う事になります。 ここで10^8 と書きましたのは、 エクセルの書き方で 10の8 乗を表します。 これからも式は、エクセルでの書式としますので通常の 書き方で書いて見て下さい。 航空無線に使われる電波の周波数は、 [MHz] (メガ・ ヘルツと読みます。)と言う単位で表されます。 メガとは、10^6 です。ちなみに、 数年前、某電話会 社のCMに出てきた子犬の名前のギガでした。ギガ(G) は、10^9 ですから メガの1000倍を表す補助単位です 。航空無線で使用される周波数は、メガが一般的ですの で(1) 式は、(2) 式の様に書けますので、 こちらで覚え ておいて下さい。 λ = 300 / f [m] (2) f の補助単位は、メガです。 それでは、波長を実感してみましょう。 航空無線で洋上以外で使用される周波数の波長の計算を 簡単にする為に100 [MHz] としますと1λの長さは、 λ = 300 / 100 = 3 [m] となります。 それでは、もう一つ。東京にTBSラジオと言う ラジオ局 があります。</p> <p>周波数は、954 [KHz] (キロ・ヘルツとよみまして、 キロは、10^3 を表します。) ですが、 計算を簡単にす る為に、1000 [KHz] = 1 [MHz] としますと 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる12年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の記事が書いてあります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、本文をお読み下さい。 |
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