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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第1章空中線と電波伝搬 (4)半波長ダイポール・アンテナその2 |
2019年8月24日 9時0分の記事 |
第1章空中線と電波伝搬 (4)半波長ダイポール・アンテナ その2 今回は、半波長ダイポール・アンテナの続きで、輻射の 原理と指向性についてお話を致します。 半波長ダイポール・アンテナの図をもう一度掲載してお きます。 灰色の棒が”半波長ダイポール・アンテナ”です。 赤い線は、”給電線”。そして、交流電源のマークは、送 信機です。 [半波長ダイポール・アンテナの輻射の原理] 図-5の (A) と (B) そして (C) の各図の太い線は、アン テナです。 図の (A) には、抵抗が繋がれています。 図では、Iと書いた電流が流れています。電気の世界で は、電流を ”I” と書きますので覚えておいて下さい。 図-5 電流の横に描いた矢印は 電流の流れる向きを表してい ますが、これは、一瞬を捉えているもので 電源が交流 ですので、 電流の向きは、時間と共に変わります。 一般の方々は、(A)の場合、電源とアンテナと抵抗が繋 がれていますので、電流が流れる事を理解できますが、 (B) の様に抵抗を取り除いてしまった場合、電流は、流 れないと考えてしまいます。 しかし、皆様は、電流とは、 ”電子が動く事” と理解さ れていますので、(B)でも 電流が流れている事を理解さ れている事と思います。もし、疑問に思う方がいらっし ゃいましたら、前回の記事を読み直しておいて下さい。 それでは、 (B)図の場合の電流がどの様に流れているか を考えてみましょう。 電源からアンテナの端へ移動して行った電子は、その先 が有りませんのでその先へは、いけません。当然ですね 。 それでは電子はアンテナの端に貯まってしまうのでしょ うか? プロレスでロープへ向かって走って行くとロープに跳ね 返されると言うシーンがあります。 あるいは、手から落ちたボールは、床で跳ね返ります。 もし、床が無く、手から床までの空間がずーっと続けば 、ボ―ルは、落ち続けます。 アンテナの端へ辿りついた電子は、アンテナの端で跳ね 返されてしまうのです。 この事を通常、”反射”と言います。 アンテナの端へ向かっていく電子の量は所により違いま す。 アンテナの位置とその場の電子の移動量をグラフにして みますとSIN波状になっています。 この波がアンテナの端へ向かって進んで行きます。 この波を”進行波”と言います。 進行波は、アンテナの端で反射しますので この波を ” 反射波”と言います。 進行波と反射波が重なりますと、移動する電子の数が” 0” の所と、 移動する電子の数が 大きく変化する所が出 来ます。 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる12年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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