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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR_DMEその5 |
2019年9月8日 9時30分の記事 |
第2章航法支援施設 (1)VORとDMEその5 前々回迄に航空機から見たVOR局の方位が分かる仕組 みをお話いたしましたので今回は、 VOR の使い方を お話致します。</p> <p>1.小型機のVOR計器 図-6を見ながら、以下の説明を読んで下さい。 伊丹空港 (大阪空港:RJOO)のVORを例にお話いたし ます。 貴方の操縦する航空機が伊丹空港の周辺を飛行中とし ます。 VORの受信機の周波数を113.9[Mhz]に合わせますと 、伊丹空港のVOR局の識別符号である OWEが可聴 音のモールス符号で −−− ・−− ・ (ツーツー ツー トツーツー ト )と聞こえてきます。 これで伊丹のVOR局を受信している事が分かります。 次に図-6 の左下のツマミ (OBS と言います) を回し て図の様に 白い針が上を支点として真っ直ぐ下を向 く様に調整します。 ツマミを回しますと同時に数字 の書かれた文字盤も同時に回転します。 針が 真っすぐ下を向いた時の目盛の上の値が貴方の 航空機から見たVOR局の方位です。 図-6 では、メータの上が Nになっていますので伊丹 空港のVOR は、真北にある事になります。すなわち 、 貴方は、VORの真南にいる事になります。 真ん中の白い針をCDI(Course Deviation Indicator )と言います。CDI は上の端を軸として下の端が左右 に振れる様になっています。 仮にCDI が少し 図-6より右に振れていたとしますと VOR から真南に引いた線より少し、西側に いる事に なります。 左に触れていれば、 VOR から真南に引いた線より少 し東側にいる事になります。 ここで、チョットご注意ですが、図-6では、機首も真 北に向いていますが、CDIが真っ直ぐ上を向いている からと言っても これは、貴方の航空機がVORの真南 にいる事を示しているだけで機首の方向を示している 訳では、ありません。 機首の方位は、コンパスで確認します。 さて、もう1つ 計器の中で説明する必要のある物があ ります。 図-6のCDI の右の三角形に注目して下さい。 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる12年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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