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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (8)負帰還増幅回路
2019年10月12日 9時30分の記事
 
        第3章半導体・電子菅・電子回路
             (8)負帰還増幅回路 

今回は  増幅回路の種類の1つである負帰還増幅回路の
お話を致します。 そして、最後に前回出題いたしまし
た演習問題の解答を行います。
増幅回路には、 通常の入力に比例して出力を拡大する
回路の他に今回お話をします”負帰還増幅回路”と”正帰
還増幅回路”があります。

 1.負帰還増幅回路
  ”帰還増幅回路” にしても ”増幅回路”にし
      ても”帰還”と言う文字がついています。これは 増
      幅回路の出力の一部を入力に戻すと言う意味です。
 
  増幅回路と言えば ただ入力を大きくして 出力する
      回路の様に思われるかも知れませんが 中には負帰
      還増幅回路の様に 出力の一部を 逆位相で入力側
      に戻す事により出力を抑え
増幅回があります。

  出力が大きくなりますと、 入力に戻る量が 大きく
      なりますので 出力レベルが下がります。逆に出力
    レベルが下がりますと 入力に戻る量が 下がります
      ので、出力が大きくなります。
    なぜ、この様な回路が必要なのでしょうか?
    最後に書いておきましたのでご覧下さい。

    正帰還増幅回路とは、逆に 出力の一部を入力に
      位相
で戻す事により 出力をより大きくする増幅回
      路です。
  こちらは  発振回路に使われます。この場合、小さ
  な出力を一瞬にして大きくする事が出来ます。
  出力は、入力を1回増幅する毎に大きくなります。
  複数回増幅を 繰り返つ事で どんなに小さな入力で
  も一瞬にして最大出力になります。
  正帰還の例は、皆様も体験しています。
  学校での集会などでマイクを使う時、チョットした
  きっかけでハウリングが起きる事があります。
  マイクで拾った音が増幅されてスピーカーから出て
      その音をマイクが拾いまた増幅と言う具合にどんど
      ん大きくなります。
    これが正帰還です。
  負帰還増幅回路は、先ほども書きましたが、出力特
      性の改善の為に使われます。
      皆様が、日頃使われているミュージックプレーヤや
  TV等の音を再生する機器の増幅回路には  負帰還増
      幅回路がかならずと言っていい程、使われています
      。
    それでは  負帰還増幅回路の増幅度を調べてみます。
 
   増幅器に帰還を掛けない時の増幅度は  Aです。入力
     は、Vi 、出力は、Vo とします。そして、帰還率(入
     力へ戻す率)を β とします。
   増幅器の入り口での電圧をV’とします。

          V’ = Vi + Vo・β      (1)

   となります。そして出力Voは、

           Vo = V’・A                      (2)

  です。それでは、(2)式に(1)式を代入してみます。


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[カテゴリ:無線工学]
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