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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン受信機その1
2019年10月21日 9時30分の記事
 
                第4章DSB送受信機
             (3)スーパー・ヘテロダイン
               受信機の構成その1

前回迄に どの様にして 音声や音響を電波に乗せて送っ
てくるかと言うお話しを致しました。
それでは  どの様にして送られた来た電波から音声や音
響を取り出すのかと言う事を考えています。

今回から 3回に分けて  受信機の代表的な方式でありま
すスーパーヘテロダイン受信機の動作 (構成) について
のお話を致します。
第4章のタイトルがDSB送受信機となっているのに今回
からスーパー・ヘテロダイン受信機となっていますので
DSB受信機の話は  無いのかと思っていらっしゃる方も
もおいでの事と思います。
スーパー・ヘテロダイン方式は、FM 受信機にも、SSB
受信機にも、はたまた、TV 受像機にも、スマフォにも
と言う様に 大半の受信機に使われている 受信機の主要
部分の方式です。

さて、前回、お話を致しました送信機では、発振回路で
発生させた高周波の振幅を音声信号で振幅変化させた変
調波をアンテナへ繋ぐ事で音声を遠くへ送る事が出来る
と言うイメージが出来た事と思います。

私が中学生の頃は、その知識を元に送信機を作り実践す
る環境が社会に有りましたが  今は、なかなかそうもい
きませんので想像をして頂き  航空通の免許を取って通
信をする時に 先のイメージを 実感して頂く事になるか
と思います。

さて、送信については  ある程度、イメージされた事と
思いますが、飛んでくる 電波から どの様に音声を取り
出せばよいのでしょうか?

ここからは、先に述べました 受信機の 受信方式の1つ
である スーパー・ヘテロダイン方式についての お話に
なります。

受信機の方式には  スーパーヘテロダイン方式以外にも
有りますが、50 年以上前から無線通信の為の受信機に
限らず TV受信機等でもこの方式が主流です。

試験には  それぞれの資格にとって重要な事柄が良く出
題されると言う事をお話していますが  当然、無線通信
を行う航空無線通信士にとって、 受信機は、無くては、
ならない物ですので良く出題されます。

それでは、スーパーヘテロダイン方式とは  どの様な方
式の物なのか見ていきましょう。
そして最後に スーパーヘテロダイン受信機の 動作全体
を振りかえってみます。

空中線と電波伝搬の章で空中線から 電波を輻射する 原
理をお話しましたが 空中線には、可逆性があり、 受信
にも使えます。
空中線は、使用する周波数に同調しています。 その為、
TV のアンテナを例にとりますと、すでに終了しました
アナログ放送のアンテンは、VHF帯 (地域により違いま
すが、概ね、都市部の場合)で、 現在の地上デジタル放
送の UHF 帯のアンテナより大きいものを使用していま
したが、これは、周波数が低いからです。
空中線は  その空中線の大きさにより決まる共振周波数
に近い周波数の電波が到来しますと  空中線に電圧が誘
します。
電波には、波長(:λと表されます。)と言うものがあり
ます。
電波の速度:v は、30万[Km/s] です。
航空無線の周波数を計算し易い様に  100 [MHz] (1 x
10^8 ) として波長の長さ:λを計算してみますと
 
    λ = 3 x 10^8 ÷ 1 x 10^8
                  = 3 [m]

になります。次に  携帯電話の波長;λを計算してみま
す。
計算しやすい様に携帯電話の周波数を1[GHz] (1 x 10
^9 )としますと

    λ = 3 x 10^8  ÷ 1 x 10^9
      = 0.3 [m]

となります。


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ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して
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今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま
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本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
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特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
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独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
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さい。

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[カテゴリ:無線工学]
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