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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン受信機その2 |
2019年10月22日 9時30分の記事 |
第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン 受信機の構成その2 今回は、前回の続きで、第 1周波数混合器からのお話で す。 (注:図面番号が前回から飛んでいますがその間の図面は、ありません 。 ) (3)第一周波数混合器 (1st Frequency Mixer ) 第一周波数混合器では、fo 〜 f1 (”〜”は、高い方 から低い方を引くと言う意味です。)が作られます。 foを変えても、高周波増幅回路の同調回路と局部発 振器の発振回路が連動していますので、fo〜f1の関 係は、一定です。 つまり、高周波増幅器の同調回路の共振周波数 (受 信周波数)を変えると 局部発振器の周波数も連動し て受信周波数から中間周波数の差だけ離れた周波数 を発振するのです。 さて、小学校か中学校の時に 振動数の近い2つの音 叉を同時に鳴らすとウナリが聞こえたという経験が ありませんか?ウナリの周波数は 2つの音叉の振動 数の差です。 fo 〜f1は、それと同じ事です。 ウナリが中間周波数 IF1と言う事になります。 (4)中間周波数増幅器(Intermediate Frequency Amplifier) 最初の中間周波数増幅器の入口では、IF1 と言う中 心周波数の高周波とその上下数[kHz]の周波すだけ が(TVの場合は 6[MHz]と言う様にそれぞれの変調 方式の帯域幅だけ。)通過します。 中間周波数増幅器では、 IF1 を中心とした高周波だ けを増幅します。 復習になりますが RF 増幅回路で共振周波数を変え ますと第一局部発振器の周波数も変わりこれらの差 {受信周波数 (RF増幅回路の共振周波数) と 第一局 部発振器の周波数との差}は 常に、IF1 になる様に 作られています。 中間周波数増幅器の目的は、受信希望周波数を低い 周波数に変換する事で増幅しやすくして増幅度を上 げる事にあります。 又、中間周波数増幅回路の同調回路を通過する周波 数帯域が狭い為に選択度を向上させる働きがありま す。 ※受信希望周波数を中間周波数に変換してから増幅・ 検波を行う方式をスーパー・ヘテロダイン (Super Heterodyne) と言います。 (5)第二局部発振器 ( 2nd Local Ocillator ) 続きは、記事をお買い求めの上お読みください。 当塾は、今年の10月でまる12年になります。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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