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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第6章FM送受信機 (1)FM変調とは?
2019年11月2日 9時30分の記事
 
            第6章 FM送受信機
              (1)FM変調とは? 

航空業界を目指す皆様が使用される事になる電波の変
調方式は、振幅変調、SSB、そしてFM 変調です。空
中線や航法支援装置の知識は、不可欠ですが、それと
並んで通信をする為の変調方式を理解する事が重要に
なります。
以上の変調方式を3つ合わせますと 毎回の試験で航法
支援装置と同じくらいの数の問題が出題されています

各無線従事者試験では、その資格毎に必要な事柄が一
番出題されると言う事を折に触れてお話しています。

と言う訳で今回から FM の送受信機についてのお話で
す。
FM とは、FM 変調の事でFM放送や2011年の7月迄放
送されていました 地上波のTVの 音声やアナログ衛星
放送の映像と音声の変調に使われていました。
TVの放送には使われなくなりましたがラジオの FM放
送や通信には、今でも使用されています。
一般的には ステージ上の 歌手やTVのスタジオで喋っ
ているタレントさんとかが、胸に付けているマイクと
して目にされています。
あのマイクは、ワイヤレス (無線の意味) マイクでFM
変調方式の送信機の一種です。

また、航空業界を目指す方には、空港内で航空会社の
人が忙しそうに歩き周りながら使用しているトランシ
ーバーがFM変調である事をお伝えしておきます。
また、皆様があまり目にしない所では、地上の移動局
(タクシー無線等)の通信に使用されている変調方式も
FM 変調です。( ※タクシー無線も デジタル変調へ移
行中です。)

それでは、FM 変調とは、どの様な変調か 見ていきま
しょう。


FMの変調波形
無線通信には、電波が使用されますが電波は、伝わる
る空間の媒質が変わらなければ永遠に飛び続けます。
少し、驚きですね。
その証拠に電波の一種である光は、何億光年も飛び続
けています。なんか変ですが納得して頂けましたか?
また、媒質が変わるとは、空から射す日の光が、ビル
で遮られビルの裏に影が出来るのは、光が空気中から
コンクリートと言う媒質へ進んだからです。
(ビルの裏側が真っ暗にならないのは、 ビルの裏の建
物等からの反射光の為です。)
永久に消滅しない光や電波も伝わる媒質が変わると消
滅してしまうのです。

しかし、電波がどんなに遠くへ届いても電波だけでは
何の情報もありません。
電波に情報を載せる事変調と言います。
電波の元となる高周波(周波数の高い交流)の変化させ
られる要素は、以下の3つです。
 (1)情報の大きさに比例して高周波の大きさ(振幅)
        を変える。振幅変調(DSBやSSB)


[受験クラブからのお知らせ]
日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。
自信がなければ、その場には、臨めません。
航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが
自信なくして、望めますか?
オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません
。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。
貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資
格なのでしょうか?

合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
あります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下
さい。
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[カテゴリ:無線工学]
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