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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第6章FM送受信機 (3)FM受信機の構成
2019年11月7日 9時30分の記事
 
              第6章FM送受信機
              (3)FM受信機の構成

今回お話をしますFM受信機の構成は  お話を簡単にす
る為に現在主流となっていますダブル・スーパー・ヘテロ
ダインでは、なくシングル・スーパー・ヘテロダインでお話
をします。
お話の内容は、 AM(DSB) 受信機と基本的な部分は、
同じですが  FM受信機特有の回路が有ある事と特性が
一部違います。その違いを理解して下さい。


  

この後の説明で太字の部分は、FM特有の物又は  DSB
の物とは、特性が違う物です。その他は  DSB 受信機
の復習にご活用下さい。

1.高周波増幅器
  空中線で捉えた微弱な電波(空中線の長さにより受
  信出来るおおよその周波数が決まります。) の内 目
    的の周波数を増幅する回路です。
    
2.局部発振器
  高周波増幅器で増幅した目的の周波数の電波を中
    間周波数に変換する為に使われます。
  目的の周波数より中間周波数だけ高い周波数又は、
    中間周波数だけ低い周波数を発振します。

3.周波数混合器
  受信を希望する周波数を fo とします。  局部発振器
    で発振する周波数を f1とします。そして中間周波数
    を IF1 とします。

    IF1 = f1 − f0 

  小学校の理科で周波数の近い2 つ音さを同時に鳴
    らしますと 音が大きくなったり小さくなったりを繰り
    返していた事を経験されたと思います。
  これをビートと呼びます。
  このときの音の大きさの変化を ビート周波数と言い
    ます。ビート周波数は、二つの音叉の周波数の 
    す。
  中波周波数をビートとして作り出すのが 周波数混合
    器です。

送信機と受信機では  搬送波の周波数を変える方法の
違いが重要ですので、ここで整理しておきましょう。
 
搬送波の周波数を変える方法
 送信機・・・ 発振器で発振した周波数を逓倍器によ
        り整数倍にします
。FM送信機及びAM
        送信機(高電力変調方式の場合)で使用
        されます。

[受験クラブからのお知らせ]
日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。
自信がなければ、その場には、臨めません。
航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが
自信なくして、望めますか?
オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません
。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。
貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資
格なのでしょうか?

合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
あります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下
さい。

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[カテゴリ:無線工学]
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