この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第7章通信方式その他 (1)FM変調の特徴 |
2019年11月9日 9時30分の記事 |
第7章通信方式その他 (1)AMに比べてのFMの特徴 今回お話をしますAM (DSB:A3E)に比べての FM(F3E)の 特徴は、平成23年8月期からの新設問題です。 残念ながら参考書には、記載されていない事項です。 この問題は、平成23年、平成27年、平成28年の各8月期 に出題されています。 その問題は 年を追うごとに範囲が広くなり難しくなって います。過去に3回出題された問題は、全て別物です。 無線従事者試験の最高峰である 第 1 級陸上無線技術士の 試験では、同じ問題は、2度と出ないのが当たり前ですが 、航空無線通信士の試験の難易度は 中程度ですので、同 じ問題が出題されるのが普通でした。 今後、 どの様に変 化していくか分かりませんが、 理解していれば、 どの様 な変化にも対応出来ます。 それでは、 FMの特徴について、過去に出題されました内 容を全てお話し致します。 1.音質が良い(忠実度が良い) 搬送波の周波数:F と音声信号:Vp が比例しますので 歪みが少なく、 また、 音声信号の帯域周波数を広くし て有りますので、音質が良いと言う特徴があります。 中波帯のラジオ放送(AM)とVHF帯のFM放送を比較して みます。 AM放送 音声信号の最高周波数:fp ・・・・7.5 [KHz] FM放送 音声信号の最高周波数:fp ・・・・ 15 [KHz] AMとFMの信号対雑音比 FM放送の変調指数:mf = 5 ですので、 連続雑音でAMの1/15 衝撃性雑音でAMの1/10 2.占有帯域幅:Bが広い こちらも、AM放送とFM放送で比較してます。 音声信号の最高周波数をfp としますと AM放送 B = 2・fp = 15 [KHz] FM放送 B = 2・(?F + fp) = 2・(75[KHz] + 15 [KHz]) = 180 [KHz] ※?F:最大周波数偏位で ?F = m・fp の関係があり ます。 3.ノイズに強い [受験クラブからのお知らせ] 日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。 自信がなければ、その場には、臨めません。 航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが 自信なくして、望めますか? オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません 。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資 格なのでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)] |
[カテゴリ:無線工学] |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] |
| |