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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第9章電磁気 (2)静電気に関するクーロンの法則 |
2019年11月17日 9時30分の記事 |
第9章電磁気 (2)静電気に関するクーロンの法則 今回は、「静電気に関するクーロンの法則」についての お話です。クーロンの法則については、前回の電界の回 で少し触れていますが、電荷又は、磁界の変化により生 み出される電界中に他の電荷が現れた時、電界と今、現 れた電荷との間に生じる力を表す式です。 クーロンの法則には、「静電気に関するクーロンの法則 」と「磁気に関するクーロンの法則」があります。 クーロンの法則に限らず、静電気のお話に出て来る式は 、文字を変えると磁気に関する式になりますので、静電 気が理解出来ますと、後は、皆様自身が、受験参考書で 磁気に関する内容を読めば分かる様になります。 さて、クーロンの法則は、簡単な式で表されますが、簡 単な式に限らず、式は、暗記するものでは、なく何を意 味しているかを理解する事が重要です。 式の意味が分かれば、自然と頭に入りますが、意味もわ からずに、暗記しますと、すぐに記憶から消えてしまい 役に立たなくなります。 特に、 無線従事者試験の最高峰である第1級陸上無線技 術士のアンテナと電波伝搬には、沢山の式が出てきます が、それらの式を使えなければなりません。沢山の式を 意味が分からずに暗記する事は、不可能です。 それでは、「電気とは、何か?」と言う事の復習から始 めます。 詳細は、工学第1章「空中線と電波伝搬」の 1 回目でお話をしていますので、読み直しておいて下さい 。 電気の正体は、原子の陽子に、”+”。電子には、”−” の 電気の性質があり、いくつかの電子が原子から離れる事 でそれぞれの性質が見えてくると言う事をお話しました 。 つまり、1 つの原子の中の陽子の数と電子の数が同じで あれば、その原子は、電気的な性質を示さないと言う事 です。 それでは、陽子と電子が分かれる事でどの様な事が起こ るのか基本となる「クーロンの法則」についてのお話を します。</p> <p> 電子が抜けた原子と 電子の絵を 一々描いていたのでは、 大変ですのでそれぞれを丸で描きます。 そして、その丸を電荷と呼びます。絶対に覚えて下さい。 電荷自体は、大きさをもちません。 下の図-2をご覧ください。 ”+” の電荷とは、電子の数が陽子の数より少なくなった 原子の事です。 ”−”の電荷とは、自由電子の事です。 自由電子とは、陽子の束縛を逃れて自由になった電子の 事を言います。覚えておいて下さい。重要です。 [受験クラブからのお知らせ] 日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。 自信がなければ、その場には、臨めません。 航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが 自信なくして、望めますか? オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません 。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資 格なのでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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