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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第9章電磁気 (8)電磁気に出てくる単位その2 |
2019年11月26日 9時30分の記事 |
第9章電磁気 (8)電磁気に出て来る 単位その2 今回は、前回の続きで起磁力の単位からお話を致しま す。 4.”起電力”と“起磁力” 4−1.起電力の単位 起電力とは、電流 (電子の動き) をおこさせ る為の電位の差を言いますので単位は [V] ( ボルト)です。ちなみに ”電位の差” は電位差 と呼ばれ、通常”電圧” と呼ばれるものです。 電位とは、位置エネルギーの様なものです。 例えば 1[kg] の物をを床から1[m]持ち上げ て保持しているとします。1 [kg・(m/s^2) ・m]=1[N・m]= 1[J]の仕事をした結果で であり 1 [J]の位置エネルギーを持っている 事になります。 電界の単位は、 [V/m] = [N/C] とも書けま ます。 電界中で1 [C]を L [m] 移動する仕事の単位 が[V] です。つまり、電界中で 電荷を動かし た距離で積分しますと 電界の単位から電位の 単位[V]になります。 また、[N/C] を距離で 積分しても [N・m/C]=[J/C]= [V]となりま す。もし 余裕がありましたら [V] =[J/C]と 覚えておいて下さい。 お話は、戻りますが、熱量や仕事等の単位で ある[J]も最近の試験では 出題される様にな りましたので覚えておいて下さい。 4−2.起磁力の単位 次の図をご覧ください。 真ん中を四角くくりぬいた青灰色の四角は、 薄い鉄板を何枚も重ねた物でその鉄板に コ イル A と B が、巻いてあると思って下さい 。 白い四角の線が何本か描いてありますが、 これは、 磁力線です。 上の図では、 コイル A から出た磁力線の全 てがコイル B に交差しています。 この様に磁力線が通る部分を 磁気回路 と言 います。 磁力線の束である磁束を通す力を 起磁力 と 言います。 電気回路に電流を流させる 電池 には、 起電力が有ると言います。 起磁力は、コイルに流れる電流で発生しす。 その為、単位は、[A](アンペア)になりま す。 次にお話し致します 静電容量と自己インダクタンス の単位は まだコンデンサーとコイルのお話をしてい ませんので早いのですが 単位と言う事で、今回、お 話をしておきますが 次の章でコンデンサーとコイル のお話をする時に役に立つはずです。 5.”静電容量”と“自己インダクタンス” 5−1.静電容量の単位 続きは、記事をお買い上げの上、お読み下さい。 [受験クラブからのお知らせ] 日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。 自信がなければ、その場には、臨めません。 航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが 自信なくして、望めますか? オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません 。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資 格なのでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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