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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第10章電気回路 (3)コンデンサーの働きその2 |
2019年12月2日 9時30分の記事 |
第10章電気回路 (3)コンデンサーの働き その2 前回は、コンデンサーが電荷を蓄える仕組みのお話をし ました。 それでは、コンデンサーとは、充電池の様な物なのかと 言う事になってしまいます。 しかし、充電池として使うのには、蓄えられる量が不十 分です。 コンデンサーには、もっと重要な働きがあります。 今回は、そのお話を含めて電磁気の見方としてのコンデ ンサーについてお話をします。 コンデンサーは、電荷を蓄える物であり、その蓄える量 を静電容量と言います。単位については、前回お話をし ました。単位は、重要ですので、忘れた方は、前回の記 事を見直しておいて下さい。 静電容量は、”C" で表されます。 静電容量:C とコンデンサーに蓄えられる電荷:Q とコ ンデンサーに蓄えられた電荷によるコンデンサーの両端 電圧:Vとの間には、以下の関係があります。 Q と C と V の関係は、オームの法則と同様に 大変重要 ですので絶対に覚えておいて下さい。 Q = C・V (1) コンデンサーの両端電圧は、電荷が一定量蓄えられる間 コンデンサーの両端の導線に電荷の移動(電流) がありま すので、その間、上昇します。 電荷の移動は、繋がれた電池の電圧と同じになったとこ ろで停止します。 式で言いますと、C は、定数で変化しませんが、左辺の Q が増えると右辺のVが上昇すると言う事になります。 前回以下の様な図を見て頂きました。 器 Aは、電池に相当します。 水の深さ:h は、電圧:V に相当します。そして器 Bは、コンデンサーです。器の 容量(大きさ)は、静電容量です。 そして蓄えられる水の量は、電荷の量:Q です。 上の図(a)における器 Aの水が図(b) になりやがて器 A の水が全て器 B に移り、水の移動は、停止します。 器 Bの水の高さ:h は、 コンデンサーの 両端電圧;Vに 相当します。 今度は、器Aを器Bと同じものに変え、器Bの置いてある 高さと器Aの置いてある高さを逆にします。 すると水は、勢い良く器Bから器Aへ流れて行きます。 再び水の移動が始まりました。 ここで重要な事は、赤の⇒の様に図 (a) とは、水の向き が逆になったと言う事です。 器Aへ全て水が移っりましたら 図 (a) にもどると言う様 にこれを繰り返します。すると水は、常に 移動し続けま す。 続きは、記事をお買い上げの上、お読み下さい。 [受験クラブからのお知らせ] 日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。 自信がなければ、その場には、臨めません。 航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが 自信なくして、望めますか? オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません 。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資 格なのでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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