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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第10章電気回路 (3)コンデンサーの働きその3 |
2019年12月3日 9時3分の記事 |
第10章電気回路 (3)コンデンサーの働き その3 前回迄に絶縁物(誘電体)を 2枚の金属板で挟んだコンデ ンサーに”電荷を蓄える仕組み”、と”電流が流れる仕組み ”についてお話をしました。 今回は、コンデンサーに交流を繋いだ場合の コンデンサ ーの振る舞いを中心に お話をいたします。その後、演習 問題を出題いたします。</p> <p>1.電荷の蓄積とコンデンサーの両端電圧の関係 元々、 コンデンサーは、 誘電体の両側に2枚の金属の板 を向い合わせた構造ですので、 直流でも交流でもコンデ ンサーの内部 (2枚の金属板の間) を貫いて電流は、流 れません。 よって、電流が流れるとしているのは、 コンデンサーの 両端の導線のみです。 コンデンサーそのものを 貫通して電流が流れる訳では、 ないのですが、 コンデンサーの両端の導線に流れる電流 の向きが同じですので、 コンデンサーをブラックボック スとし、両端に繋がれだ導線のみを見ますと コンデンサ ーを貫いて電流が流れている様に見えます。 まるでマジ ックの様です。 皆様は、Q=C・Vと言う大変重要な式を覚えられている 事と思います。Q は、電荷。C は、コンデンサーの静電 容量、そしてV は、コンデンサーの両端電圧です。 静電容量:Cのコンデンサーに 電荷:Q が貯まるとコン デンサーの両端電圧は、 V になると言う事を表していま す。 注・・・上の図のギザギザの線は、 抵抗を表しています 。現在の試験問題では、 長方形で表されていま す。 上の図の様に コンデンサーと抵抗を直列につなぎ時間t1 にSW(スイッチ)を入れます。 その時のコンデンサーに流れる電流(正確には、コンデン サーの両端の導線に流れる電流)とコンデンサーの両端電 圧をグラフにしたものが下の図です。 t1で電流は、一瞬にしてMAXとなり、急激に減少して電 流が流れなくなります。一方電圧は、t1 の瞬間は、0[V ] ですが急激に電圧が高くなり 電池の電圧と同じ電圧に なり その後は、変化が有りません。 この図は、Q=C・V そのものを表したグラフとも言えま す。 続きは、記事をお買い上げの上、お読み下さい。 [受験クラブからのお知らせ] 日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。 自信がなければ、その場には、臨めません。 航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが 自信なくして、望めますか? オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません 。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資 格なのでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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