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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期受験直前講座 (21)SSB送受信機に関する演習問題その2の解答
2020年2月13日 9時30分の記事
 
                  第25期受験直前講座
                   (21)SSB受信機の
                     構成他の解答 

今回は、前回出題いたしました SSB 受信機他の演習問
題の解答を行います。
今迄、DSB とSSB の送受信機の問題を演習してきました
が共通している事柄については  それぞれの演習問題で
重複して取り上げています。
例えば、周波数逓倍器と周波数混合器の違いです。
今回の演習問題でも出てきますので、その違いをしっかり
整理しておいて下さい。

それでは、 前回出題いたしました演習問題の 解答と解説
を行います。まず、問題からご覧下さい。

[演習問題36]
図は、 SSB (J3E)  の送信機の構成の一部を示したもので
す。 第1平衡変調器の出力に現れる周波数成分として、正 
しいものを下の番号から選んで下さい。但し、搬送波及び
変調信号の周波数をそれぞれ fc 及び fs とします。

      1   fc + fs
      2   fc −fs
      3   fc 及び fc + fs
      4   fc 及び   fc −fs
      5   fc + fs 及び fc − fs

[演習問題36の解答と解説]
SSB は、 DSB と同じく振幅変調の仲間です。  それでは、
どこが同じで何処が違うのか それぞれのパワースペクト
ラム {信号の周波数毎に どの位の電力(パワー)がある
かを示したもの} をで見てみましょう。

注・・図では、縦軸が電圧になっていますが、電圧を2乗
   (V^2/RでR=1[Ω]と考えた場合)しますと 電力にな
       ります。

まずは、DSB です。

上のオレンジ色のお饅頭の様な形をしたものが、 音声の
パワー・スペクトラムです。  周波数の低い方の f1 から
急激に大きくなり、その後周波数が高くなるにつれて 小
さくなっています。
そして、周波数が Fc のところに搬送波が有ります。
これらを掛け合わせ (音声信号で搬送波を変調)ますと下
側の図の様に 搬送波と その搬送波より低い周波数に 下
側波帯が、 搬送波より高い周波数に 上側波帯が 搬送波
を中心に線対称出来ます。  これが振幅変調 ( AM変調
:A3E) です。
次に SSB のパワー・スペクトラムを見てみます。

図の上側は、音声信号と搬送波のパワー・スペクトラム
を表しています。
図の下側は、SSB (USBを例にしていますが LSBの場合
もあります。) を表しています。
DSB のパワー・スペクトラムと比較しますと  搬送波と
下側波帯が無くなっています。( LSBの SSBでは、搬送
波とUSB) 側波帯の事を”Side Band” と言います。DSB
は、搬送波に対して下側の周波数と上側の周波数にそれ
ぞれ側波帯を持ちますので"Double Side Band" と言い
ます。
これに対して SSB は、”Single Side Band” と言います

SSB には、H3Eや R3Eもありますが、どちらも LSB か
USB のどちらかを使用します。
USB とは、 Upper Side Band  の事で 図に示しました
様に上側波帯だけのものです。
そして下側波帯を使用するLSBとは Lowe Side Bandと
呼ばれます。



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[カテゴリ:無線工学]
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