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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第26期無線工学第6章FM送受信機 (2)FM送信機の構成その2
2020年5月22日 9時30分の記事
 
             第6章FM送受信機
          (2)FM送信機の構成その2

前回は、位相変調器を使用してFM 変調波を作るお話をし
ましたが、 お分かりになりましたでしょうか? 式の展開は
、別としましても 音声信号を積分回路に通してから 位相変
調をすると
FM変調が得られる事だけは、覚えておいて下
さい。
また、位相変調は 音声信号の大きさと 音声信号の周波
数の瞬時周波数が広がってしまう言う事も 今回お
話をします IDC 回路に必要な知識です。


前回のお話がお分かりでない方は  前回のお話を読み直し
てから今回の記事をお読みください。

それでは、今回は、周波数逓倍器からお話を始めます。

 


3.周波数逓倍器
  この周波数逓倍器の目的は、 振幅変調の送信機と同
  様に発振器で発振した周波数を 送信周波数になる様
  に整数倍する事です。
  発振器で発振する高周波の周波数は、 あまり高くで
      きません。
    そこで目的の送信周波数にする為に 整数倍するので
      す。
    例えば送信周波数が110.4[MHz] だとします。
    発振器の周波数が、9.2[MHz] としますと、

    
     9.2 [MHz] x 2 x 3 x 2 = 110.4 [MHz]

    の様に幾つかの逓倍器を用いて 周波数を整数倍して
      元の発振周波数を高くします。
    この時の周波数総逓倍数は、12です。
  (試験では  この周波数総逓倍数を求める問題が出題
    される事が有ります。)

  
    逓倍器はC級増幅と呼ばれる増幅器で増幅をします。
    本来増幅器は 信号の形を変えずに大きくするのです
    が、C 級増幅は、効率良く増幅が出来る反面、 出力
      信号の波形が 入力の信号の形とは大きく変わってし
      まいます。
    波形が違うと言う事は、 歪を多く含んでいると言う
      事です。
    歪ませる事で元の信号(発振器で作る信号は  正弦波
      です。) の 2倍や3倍、4倍等などの基本波の周波
      数の整数倍の信号を含んでしまいます。
    その中から 目的の整数倍、例えば 2倍としますと 2
      倍の共振周波数の共振回路を C 級増幅器の出力の負
      荷とする事で 2 倍の周波数の信号だけを取り出す事
      が出来ます。
    3 倍の周波数を得たければ、 C 級増幅の負荷に発振
      器の発振周波数の 3 倍の周波数の共振回路を入れる
      事で発振周波数を3倍にする事が出来ます。
  
    ここで、少し、 共振回路に振れておきます。 (詳し
      くは、本講座の電気回路の章でお話を致します。)



続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。


[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな
い資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい
今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの
では、ないでしょうか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
あります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下
さい。
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[カテゴリ:無線工学]
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