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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第26期無線工学第9章電磁気 (2)静電気に関するクーロンの法則 |
2020年6月5日 9時30分の記事 |
第9章電磁気 (2)静電気に関するクーロンの法則 今回は、「静電気に関するクーロンの法則」についての お話です。クーロンの法則については、前回の電界の回 で少し触れていますが、”電荷”又は、”磁界の変化により 生み出される電界” と 他の電荷との間に生じる力を表す 式です。 クーロンの法則には、「静電気に関するクーロンの法則 」と「磁気に関するクーロンの法則」があります。 クーロンの法則に限らず、静電気のお話に出て来る式は 、文字を変えると磁気に関する式になりますので、静電 気が理解出来ますと、後は、皆様自身が、受験参考書で 磁気に関する内容を読めば分かる様になります。 さて、クーロンの法則は、簡単な式で表されますが、簡 単な式に限らず、式は、暗記するものでは、なく何を意 味しているかを理解する事が重要です。 式の意味が分かれば、自然と頭に入りますが、意味もわ からずに、暗記しますと、すぐに記憶から消えてしまい 役に立たなくなります。 特に、 無線従事者試験の最高峰である第1級陸上無線技 術士のアンテナと電波伝搬には、沢山の式が出てきます が、それらの式を使えなければなりません。沢山の式を 意味が分からずに暗記する事は、不可能です。 それでは、「電気とは、何か?」と言う事の復習から始 めます。 詳細は、工学第1章「空中線と電波伝搬」の 1 回目でお話をしていますので、読み直しておいて下さい 。 電気の正体は、原子の陽子に、”+”。電子には、”−” の 電気の性質があり、いくつかの電子が原子から離れる事 でそれぞれの性質が見えてくると言う事をお話しました 。 つまり、1 つの原子の中の陽子の数と電子の数が同じで あれば、その原子は、電気的な性質を示さないと言う事 です。"+"と”−”の電気が同量であれば、”+”、”−”で”0 ”と言う事です。 それでは、陽子と電子が分かれる事でどの様な事が起こ るのか基本となる「クーロンの法則」についてのお話を します。 電子が抜けた原子と 電子の絵を 一々描いていたのでは、 大変ですのでそれぞれを丸で描きます。 そして、その丸を電荷と呼びます。絶対に覚えて下さい 。 電荷自体は、大きさをもちません。 下の図-2をご覧ください。 ”+” の電荷とは、電子の数が陽子の数より少なくなった 原子の事です。 ”−”の電荷とは、自由電子の事です。 自由電子とは、陽子の束縛を逃れて自由になった電子の 事を言います。覚えておいて下さい。重要です。 ”+”の電荷同士及び”−”の電荷同士の間には 反発する 力が働きます。 ”+”u>の電荷と”―”の電荷の間には 引きあう力が働きま す。これは、 原子が電子を引き戻し 安定状態になろう とする為です。原子は、陽子の数と電子の数が同じ時、 安定します。 電荷どうしが”引き合ったり”、”反発し合ったり”する場 合については、ご理解頂けたと思いますが、それでは、 どの位の力が働くのでしょうか? 2つの電荷Q1とQ2 の間に働く力を F[N] (ニュートン) としますと以下の式が成り立ちます。(単位は 非常に重 要ですので、覚えておいて下さい。) 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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