この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第26期無線工学第10章電気回路 (3)コンデンサーの働きその1 |
2020年6月19日 9時30分の記事 |
第10章電気回路 (3)コンデンサーの 働きその1 今回から、 前回の抵抗に続いて電子回路の重要部品 であるコンデンサーについて3 回に分けてお話をします 。 コンデンサーとは、 原理的には、2 枚の金属板で誘電 体 (絶縁物) を両側から挟んだ物です。 よって、コンデンサーには、電流が流れません。 電流の流れない部品が何故、重要なのでしょうか? 実は、電流が流れないのは、直流の電圧を加えて ある 程度の時間が経った後の話なのです。 と言う事は、極短い時間ならば、 絶縁部の両側を金属 板で挟んだコンデンサーに 電流が流れると言う事なの でしょうか? なにやら面白そうですね。 この記事の見出しでもお話をしましたが、 コンデンサ ーもコイル同様に無ければ 無線機やアンテンそして電 子機器や電気機器(洗濯機等主たる部品が電子部品でな く電源に交流を使う機器)も存在しません。 この様に重要な部品ですが、 極めて高い周波数を扱う 電子機器や無線機の中では、意図しない コイルやコン デンサーが形成されてしまい、 設計通りの性能や機能 を果たさない場合が生じてしまう 厄介物となる事もあ ります。 携帯電話や スマフォの開発には、必ず、ついて廻る問 題です。 何故、その様な事になるかを含めてお話をします。 それでは、コンデンサーとは、何か? を 具体的に見て 行きましょう。 (1)コンデンサーとは? コンデンサーとは、電気 (電荷) を蓄える物だと思 って下さい。 電荷については、 特にコンデンサーで 重要ですの で、第9章の電磁気の記事を見直しておいて下さい 。 (2)構造は? 下の図をご覧下さい。A とBは、金属板で、ε と書 いてあるのは、誘電率が εの誘電体 (絶縁物) です 。原理的な構造は、これだけです。 誘電率については 第9章の電磁気で復習しておい て下さい。 誘電率が何か覚えておられる方は コンデンサーが どの様な物かある程度 察しがついた事と思います 。後で触れますが、 コンデンサーとは誘電体を分 極させる物と言う事が言えます。 (3)コンデンサーの性能? (1)でコンデンサーは 電荷を蓄えると言いまし たが その蓄える電荷の量を静電容量と言います。 電荷を蓄えるとは、誘電体において電子が離れて いる原子は、ありません。よって この時、電荷 は、存在しません。 そこで、誘電体の両側から外力として電圧を加え ますと、この後の (4)で復習します、分極が起こ ります。この時、電圧当たり何 [C]の電荷に分極 出来るかがコンデンサーの性能と言う事になりま す。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)] |
[カテゴリ:無線工学] |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] |
| |