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TOITAのお「航空無線通信士受験クラブ」第26期無線工学第10章電気回路 (3)コンデンサーの働きその2 |
2020年6月20日 9時30分の記事 |
第10章電気回路 (3)コンデンサーの働き その2 前回は、コンデンサーが電荷を蓄える仕組みのお話をし ました。 それでは、コンデンサーとは、充電池の様な物なのかと 言う事になってしまいます。 しかし、充電池として使うのには、蓄えられる量が不十分 です。 コンデンサーには、もっと重要な働きがあります。 今回は、そのお話を含めて電磁気の見方としてのコンデ ンサーについてお話をします。 コンデンサーは、電荷を蓄える物であり、その蓄える量 を静電容量と言います。単位については、前回お話をし ました。単位は、重要ですので、忘れた方は、前回の記 事を見直しておいて下さい。 静電容量は、”C" で表されます。 静電容量:C とコンデンサーに蓄えられる電荷:Q とコン デンサーに蓄えられた電荷によるコンデンサーの両端 電圧:Vとの間には、以下の関係があります。 Q と C と V の関係は、オームの法則と同様に 大変重 要ですので絶対に覚えておいて下さい。 Q = C・V (1) コンデンサーの両端電圧は、電荷が一定量蓄えられる迄 の間、コンデンサーの両端の導線に電荷の移動(電流)が ありますので、その間、上昇します。 電荷の移動は、繋がれた電池の電圧と同じになったとこ ろで停止します。 式で言いますと、C は、定数で変化しませんが、左辺の Q が増えると右辺のVが上昇すると言う事になります。 ゴロが良いので覚えやすいと思います。 前回以下の様な図を見て頂きました。 器 Aは、電池に相当します。 水の深さ:h は、電圧:V に相当します。そして器 Bは、コンデンサーです。器の 容量(大きさ)は、静電容量です。 そして蓄えられる水の量は、電荷の量:Q です。 上の図(a)における器 Aの水が図(b) になりやがて器 A の水が全て器 B に移り、水の移動は、停止します。 器 Bの水の高さ:h は、 コンデンサーの 両端電圧;Vに 相当します。 今度は、器Aを器Bと同じものに変え、器Bの置いてある 高さと器Aの置いてある高さを逆にします。 すると水は、勢い良く器Bから器Aへ流れて行きます。 再び水の移動が始まりました。 ここで重要な事は、赤の⇒の様に図 (a) とは、水の向き が逆になったと言う事です。 器Aへ全て水が移っりましたら 図 (a) にもどると言う様 にこれを繰り返します。すると水は、常に 移動し続けま す。 (水が全て移り終わった瞬間と 器Aと器Bの高さを入れ替 える瞬間は 除きます。電荷の移動も 移動方向が変わる 瞬間は、移動が停止します。) お話をコンデンサーと電池を繋いだ時に戻します。 電池の電圧:V とコンダンサーの静電容量:C であるな らば、電荷の量は、Q [C] 迄貯まると言う事を式で示し ますと Q = CV でした。 電池にコンデンサーを繋いだ場合は 図(a)で終わってし まいますが電池の代わりに交流の電源を繋ぎますと交流 は、SIN 状に電圧と電圧の向きが変わり続けます。器A と器Bを片方がいっぱいになる度に両方の器の 高さを入 れ換えている状態です。 つまり、コンデンサーに交流電源を繋ぎますとコンデン サーと電源を繋ぐ導線の中を常に電流が流れ続ける (電 圧が 0 [V] の瞬間は、流れません)と言う事になるので す。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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