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くる天 |
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プロフィール |
くまねこ さん |
盆栽村でつぶやく |
地域:大阪府 |
性別:男性 |
ジャンル:日記 50代 |
ブログの説明: 趣味の報告ブログ |
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虫媒花 |
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2011年12月2日 15時46分の記事
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被子植物より前に地上に出現していた、シダ植物や裸子植物では、 シダ類は胞子によって繁殖するし、針葉樹のような裸子植物は、 花粉が風によって運ばれる鴎撫紺で、 どちらも風のはたらきによって子孫を維持する植物たちであった。 これに対し、被子植物は、はじめて花らしい花をつけて、 風媒花にくらべると少堂の花粉を有効に使い、昆虫を利用することによって受精の営みを行おうとした。 だから、おそらく最初の虫媒花は、上向きの花に多数の雄しべをつけ、 多くの花粉を叩虫のような昆虫たちの食物として提供しながら、同時に 花粉運搬の役も頼もうとしたのだろう。 昆虫たちに花粉を与えても、風媒花の花粉利用の効率にくらべれば、 より少ない量で足りたであろう。 この溌初の虫媒花は、なかなか化石になりにくいので、 古生物学上の証拠は乏しいのだが、いろいろ推定すると、 マグノリアの仲間であったろうといわれる。 つまり、コブシやホオノキやモクレンの一群である。 |
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