くる天 |
|
|
プロフィール |
|
lingopro さん |
デレクさんの日英翻訳Tips |
地域:愛知県 |
性別:男性 |
ジャンル:教育・学校 語学・留学 |
ブログの説明: 翻訳者のための日英翻訳アドバイス集です。私の友人で、長年にわたり日本人の英訳を編集・レビューしてきた英国人翻訳者Derek Bleakleyさんがまとめた『Hints relating to Japanese to English Translations』という書物を、リンゴプロ翻訳サービス(Webサイト)にて和訳・編集しました。 |
|
アクセス数 |
総アクセス数: |
178934 |
今日のアクセス: |
20 |
昨日のアクセス: |
39 |
|
RSS |
|
|
|
201. 「ポイント」 |
|
2016年2月26日 15時45分の記事
|
|
|
日本語としてそのまま使われている「ポイント」の訳語としては、「point in issue」ではなく「the main point at issue」が最良です。日本語の「ポイント」は、英語の「point」とはやや異なる意味合いを含んでいる別の単語です。「point」の後に続く前置詞は、文脈に応じて使い分けましょう。
「設計のポイント」に相当する英語表現は、
point of design
ではなく、
points relating to design
です。
「ある時点では見える」という一節を英訳するなら、
capable of being seen at some point
ではなく、
capable of being seen at some point in time
です。英語の「point」は、場所も時間もどちらも言及できるので、明確に「point in time」と表現する方がはるかに良いでしょう。
「電話マナーのポイント」に相当する英語表現は、
points of handling of phone calls
ではなく、
points to bear in mind in relation to the handling of phone calls
です。
「Z策定のポイント」なら、「features of preparations for Z」と訳すのが適切です。 |
|
|
|