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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
くる天
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アースルーリンドの騎士
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ある日のギュンター 4
2010年5月7日 0時30分の記事
まだ暫くは大丈夫だと思いますが…。
そのうち、年齢制限かかるかもしれません……。
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はぁ…。はぁ…。
ディングレーとローフィスのため息を聞いた所でギュンターは、二人に尋ねた。
「俺は単なる、勲章なのか?」
アイリスは肩をすくめる。
「暇を持てあましたご婦人に取ってはね。
君と過ごしたと言えば魅力を認められたようなもので、女が上がるんだろう?」
ギュンターは思いきり、顔を下げる。
「……………………」
ローフィスがため息混じりに言う。
「気づいてた癖に。
何にしろ、婦人のお陰で助かったな!」
「お前、ローランデ以外でもムストレス派とやりあうネタを作る気か?」
ディングレーに凄まれ、ギュンターは肩をすくめた。
「彼女が青い眼なんかじゃなかったら、一夜を過ごさなかった」
アイリスが、そっとギュンターを見る。
「…それは…ローランデを偲んだ。と言う事か?」
「先週北領地[シェンダー・ラーデン]迄飛んで行ったばかりだ。
早々、行けないだろう…………。
あっちの護衛連隊に、空きは無いのか?」
ディングレーが呆れてつぶやく。
「近衛の隊長が地方護衛連隊に自ら下る。だなんて、聞いた事が無い。
地方護衛連隊配属は北領地[シェンダー・ラーデン]出身者でなけりゃ、まず無理だ」
ギュンターが、がっくり肩を、落とす。
アイリスが素っ気なく言う。
「…次に惚れる相手は頼むから、ムストレス派を刺激しない相手にしてくれ」
ギュンターがアイリスのすかした顔を見た。
「そんな事計算して恋愛出来るか?!」
だがローフィスが、真顔で告げた。
「お前が奴らとやりあうと、結局こっちにとばっちりだ!
俺は抜けるから、少しは不器用なディングレーの事も、考えてやってくれ!」
ギュンターはディングレーを、見た。
ディングレーはローフィスに喰ってかかる。
「不器用?!
直ぐ奴らと喧嘩に成るといいたいのか?!」
「お前、突っかかられたら直ぐ喧嘩を買うだろう?!
身分がギュンターより遙かに高いから、今までお咎め無しなんだ!
だがお前にやり返せない分、別にまたとばっちりが行く!
少しはアイリスを見習って、全部喧嘩を買うんじゃなく、要所だけに出来ないのか?!お前ら!」
年上のローフィスにそう怒鳴られ、ギュンターとディングレーに同時にジロリとアイリスを見つめる。
猛者二人の睨みに臆する様子も無く、アイリスは肩をすくめた。
「言いたい事は解る。年下の癖に。だろう?
でもその年下の男に面倒かける自分達がだらしない。とは思わないのか?」
ディングレーが、怒鳴った。
「口が減らないな!」
ギュンターも唸る。
「お前のように、恥も外聞も無い見え見えの言い訳を押し通す程、根性が汚くない!」
アイリスはローフィスを見たが、ローフィスは肩をすくめてぼそり…とつぶやいた。
「それでもだ。
アイリスのやり方は皆腹にうっぷんは溜まる物の、少なくとも揉め事は起こらない。
この結果をお前らはどう見るんだ?」
ギュンターが瞬間、反撃した。
「結果が全てか?」
ディングレーも唸る。
「意地と誇りはどうなる!」
ローフィスはため息混じりに首を横に振りまくり、ギュンターとディングレーは揃って顔を見合わせ、アイリスは肩をすくめて言った。
「ローフィスが居なくなったらつまりは私が、今後面倒の収拾に当たる役割に成る」
ディングレーが憮然。と唸る。
「まるで俺達が、面倒ばかり起こしてるみたいな言い草だ!」
アイリスがすかさず言い返す。
「だってそうだろう?」
ギュンターがアイリスを、怒鳴りつける。
「自分だけいい子ちゃんで、いようって腹か?!」
ローフィスが、とうとうぼそりと、つぶやいた。
「本人達の自覚がこれだけ無いんだ。
揉め事が、起こらない方がおかしい」
その言葉に、とうとうディングレーも、ギュンターもが無言で、深い吐息を吐き出した。
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プロフィール
天野音色
さん
「アースルーリンドの騎士」
地域:
愛知県
性別:
女性
ジャンル:
趣味 漫画・小説
ブログの説明:
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
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