このブログのトップへ
こんにちは、ゲストさん
-
ログイン
-
ヘルプ
-
このブログを閉じる
「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
くる天
最近の記事
12/24 06:41
二年目休載中で、その前の物語を開始しました。
02/21 16:59
アースルーリンドの騎士『二年目』68 屋外浴場 11
10/12 04:44
天使は夢の中 なろうにアップしました。
10/06 03:07
現在歯痛の為、更新まだまた休止させていただいてます。代わりに…。
09/28 00:11
連載休載のお知らせ。
カレンダー
<<
2010年07月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
RSS
作品りんく
アースルーリンドの騎士
『ファントレイユとの出会い』
『野獣のうぶな恋心』
『幼い頃』
『シェンダー・ラーデンの恋人』
『仮初めの時間』
注意
はBL18禁
YOU TUBE
YOU TUBEを
大きい画面で見る方法。
画面の再生(赤矢印)
をクリック。
右クリック。
「動画のURL」
を クリック。
URLを右クリックでコピー。
ブラウザのURL部分に
貼り付け
Enterキーを押す。
登録サイト
ぶろぐぱーつ
£*天使のアンティーク✿時計*
わんにゃんfollowme!!ボタン
募金
ブログパーツを表示するためには、JavaScriptを有効にする必要があります。JavaScriptの設定を変更する方法は
こちら
。
二年目。 33 第四章 アイリスの寝室
[★二年目 連載]
2010年7月9日 0時39分の記事
【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム
スフォルツァは自ら扉を開ける。
その引き締まった横顔をチラと見たが、アイリスは俯き、吐息を吐き出した。
彼女達はアイリスのその見立ての良さに感嘆した。
とても…14には見えない程、大人びた表情。そして体格。
素晴らしい美男子で、男ぶりもいい。
サフォーシャはにっこり微笑んだ。
彼女達は寝台に三人。一人は寝台脇の大きな寝椅子に寝そべり、皆が皆、グラスを傾け皿の上の料理を摘み、寛ぎきっていた。
スフォルツァは呆れてそれを見た。
が皆、豊満な胸を衣服から覗かせ、随分趣味の良い、けれどとても挑発的な服装で、スフォルツァの眉を思い切りしかめさせた。
アイリスがチラ…!と伺うが、察しの良いシェイムはとっくに姿を、消していた。
彼女達はスフォルツァの様子にくすくす笑い、サフォーシャは寝台を出ると、スフォルツァの横のアイリスに腕を絡ませ、そしてスフォルツァを見つめささやく。
「彼を…ご紹介頂けないかしら?」
スフォルツァは一瞬呆け、が直ぐ察し、ささやくようにその明るい栗色の巻き毛を結い上げた美女に告げた。
「俺の名を知りたいのなら、スフォルツァ。そう呼んで下さい。
ところで………」
皆がスフォルツァに注目する。
「お相手をお捜しのようだ。が場所が違うのでは?」
サフォーシャはにっこり微笑む。
「違わないわ。
でも…貴方が私達と、時を過ごす気は全く無い。
そうおっしゃるんなら、私達も考えがあるけれど」
スフォルツァは引く気無く、にっこり笑う。
「場所を、変えられる?」
「いいえ」
サフォーシャは言って咄嗟にスフォルツァの、腕を掴む。
残り三人は一斉に立ち上がると、スフォルツァに詰め寄った。
スフォルツァは引き離されるアイリスを見つめるが、彼の目前は美女達の、胸の谷間で埋め尽くされた。
「お逃げになるの?
男でしょう?
それとも…まだ子供で、使い方が解らない。とでもおっしゃるのかしら?」
挑発しているのが、スフォルツァには解った。
がきっぱり言う。
「勿論、逃げる気は無い。
俺が彼に惚れる以前なら。
だが抱きたい相手が別に居る場合、逃げるのでは無くお断りするしか無い。
どうぞ、貴方方に相応しい、場所と相手の元に今直ぐお出かけになって、時間を無駄にされない事だ」
アイリスは俯いてその言葉を聞いた。
サフォーシャ達の視線が自分に、注がれるのに気づいてた。
だから…顔を上げてきっぱりスフォルツァに告げる。
「そんなに私を抱きたいか?」
その、真顔の濃紺の瞳を見つめた途端、スフォルツァの恋心は一瞬で冷めた。
そのアイリスは…彼が恋した、初で弱々しい可憐な美少年は幻影だ。と知らしめるに十分な、利発で世慣れて冷静な、自分同様立派な青年の顔をしていたからだった。
スフォルツァの、顔が歪む。
「演技だったのか?
俺をからかって…楽しんでた?」
アイリスはむっとした。
「問いの返答を、聞いて無い」
スフォルツァは最早恋人でも庇うべき相手でも無い、対等の少年を見つめた。
その顔立ちは相変わらず美しかったが、最早可憐な美少年には到底見えず、その引き締まった表情のアイリスは男らしく、立派な少年に見えた。
スフォルツァは顎を上げ、告げる。
「今の君を抱こうとするのには、根性が要りそうだ。
で?
君は抱かれるのは趣味じゃないんだな?
きっぱりそう言えず…こんな手段に出たのか?
自分の代わりを…与える為に?」
アイリスは不機嫌に言った。
「君が私に欲情しなけりゃ必要無い」
スフォルツァは冷笑した。
「餌を与えられない俺が気の毒だったか?
でこの美女達は、君を抱けない俺を慰めてくれる気なのかな?」
…文途中で切れなくて、今日は長目です…。
このブログへのチップ 0pts. [
チップとは
]
[
このブログのチップを見る
]
[
チップをあげる
]
このブログの評価
評価はまだありません。
[
このブログの評価を見る
]
[
この記事を評価する
]
◆この記事へのコメント
コメントはありません。
◆コメントを書く
お名前:
URL:
メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)
コメント:
◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/aasulurind/124779
◆◆◆◆◆
このブログにある
文、イラストは
著作権放棄
してません。
無断転用、記載は
お控え下さい。
プロフィール
天野音色
さん
「アースルーリンドの騎士」
地域:
愛知県
性別:
女性
ジャンル:
趣味 漫画・小説
ブログの説明:
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
カテゴリ
全て (1603)
[3 恋の勝者 その後 帰りの道中の出来事 (12)
★二年目 連載 (1380)
¶二年目 1 新しい顔ぶれ (3)
¶二年目 2 三年宿舎 (1)
¶二年目 3 一年宿舎 18R (1)
¶二年目 4 アイリスの寝室 18R (1)
¶二年目 5 オーガスタスの1日 (1)
¶二年目 6 スフォルツァの祈り 18R (1)
¶二年目 7 アイリスの怒り 18R (1)
¶二年目 8 美少年アスラン 18R (1)
¶二年目 9 綺麗な少年 18R (1)
¶二年目 10 ローフィス 18R (1)
¶二年目 11 抗争の始まり (1)
¶二年目 13 ギュンターとディングレーの介抱 18R (1)
¶二年目 14 ローフィスの采配 (1)
¶二年目 15 学年無差別剣の練習試合、前日 (1)
¶二年目 16 アイリスの思惑 (1)
¶二年目 17 剣の試合、当日 (1)
★ペンタブ練習画 (52)
★ある日の出来事 (42)
†『幼い頃』番外編ディンダーデンとアシュアーク 18R (1)
★ある日のディンダーデン (1)
オーガスタスを倒す日。 (1)
第五回【競演】炎の女王サランディラ テーマ『祭り』 (1)
お知らせ (2)
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。
りんく
アメブロ「アースルーリンドの騎士」
「ブクログのパプー」
腐女子(BL)
のお方は、
こちら
アースルーリンド総合案内
アースルーリンドの騎士「幼い頃」
困った作者
NEVERまとめ
トラフィック
無料アクセスアップ
Copyright (c) 2008 KURUTEN All right reserved