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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
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二年目。 37 第四章 アイリスの寝室
[★二年目 連載]
2010年7月13日 2時7分の記事
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項垂れたまま、ささやく。
「抱かなければ………?
秘密を分かち合う、友で居られるのか?」
アイリスは顔を、上げた。
その年若い少年の顔に戻るスフォルツァの、俯く顔を見つめる。
「だって…友で、いられないだろう?
毎度あんな瞳で見つめられちゃ」
スフォルツァはアイリスの、呆れた声音を聞き、顔を上げる。
「言われた通り、滅茶滅茶タイプだ」
「だろう?………君は手が早い。
友達付き合いして…やたら接近してる内に結局…君みたいな精力満々の男に毎度抱かれてちゃ、身が持たない」
スフォルツァは彼の本音に顔を、揺らした。
「じゃ君は…一回で終わらせ、関係を絶ちたいのか?」
「抱かれる事は滅多にしない」
「どうして?」
「抱く方が快感を得られるからに、決まってるだろう?」
そのとぼけた本音に、ついスフォルツァはめらめらと闘志を沸かせた。
「…じゃ良かったら…二度目はある?」
アイリスはぴしゃり。と言った。
「スフォルツァ。テクの問題じゃない。
私の体の構造の問題だ。
それに…性格かな?」
スフォルツァの、眉根が寄った。
「…やっぱり…痛いのか?」
「それを何とか出来ると君が、豪語したんだ」
「そりゃ…出来るさ。じゃなきゃ、誘ったりしない……。
君は俺が結局口だけで…自分が満足出来たら君の快感は置き去りにして平気な男だとそう…思ってたのか?」
「君の事を良く、知らないが殆どの男がそうだろう?
自分本位だ。突っ込まれる側の事情を考えて抱く男が、どれだけ居る?
女相手だって少数なのに、ましてや相手が男だったりしたら、もっと少なくないか?
ここは教練だ。
大抵の男は組み敷ける少年は都合のいい相手としか思わず、傷付けても平気だ」
スフォルツァは項垂れて吐息を吐き出した。
「つまり俺もそうだと、思ったんだな?」
アイリスは頷く。
スフォルツァは立ち上がると上着を脱ぐ。
「つまり証明して見ろ。と言う事か……。
応える気がある。と言うのは、自分が傷付く事を覚悟で?」
アイリスが肩を竦める。
「君が下手だったら、そうなるな。
でもあんまり下手なら、口でして逃げる気はあった」
スフォルツァは笑う。
「男のものを…触るのも銜えるのも平気か?」
アイリスは途端、笑った。
「君はいい男だから、不快感は無い」
褒められてやっぱり、スフォルツァは頬を染めた。
彼があんまり可愛くて、アイリスは自分が彼を弄ぶ悪女みたいで気色悪かったが。
つづく。
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プロフィール
天野音色
さん
「アースルーリンドの騎士」
地域:
愛知県
性別:
女性
ジャンル:
趣味 漫画・小説
ブログの説明:
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
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