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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
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アースルーリンドの騎士
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二年目。 82 第七章 アイリスの怒り
[★二年目 連載]
2010年8月30日 1時51分の記事
哀れなオーガスタスの登場です。
嘘を付かされた上に幾ら美少年だとは言え、口付けされかけて、真っ青だったでしょうね…。
それを笑うアイリス。
ギュンターに「お前だって心の底からあいつが好きだと、胸を張って言えないだろう?!」
と怒鳴られても無理はありません…。
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外?
酒場の、一夜の部屋代も払えないのか?
壁に押しつけられ、顔を寄せて来る。
アイリスにはもう男の、下品な煽り文句を聞く余裕は無かった。
がすっ!
殴ってくれ。と言わんばかりに被さって来るから、腹に拳を入れるのは簡単だった。
拳にずしん!と身の詰まった手応えを感じると、もう自分を抑えるのは無理だった。
が男はごたくを止めない。
そんなに私としたいのか?
気づいたら、男の股間を握っていた。
蹴り上げてやったから、相当な痛みだろうな。
そう思うとつい、力が籠もる。
男が叫び、だらだらと口から涎を垂らす。
痛みに顔が、思い切り歪んでる。
酒場に滅多に、下級生は来ないだろうし第一…オーガスタスが出入りしてるんなら、彼が護るだろう。
が、アイリスはこの先、弱い同校の美少年が通りかかるのを見つけ、この男が襲いかかり自分の…好きな様に弄ぶ様が想像出来たから…つい、握る手を、離せなかった。
どころか理性は全く働かず、力はどんどん籠もる。
ああ…自分は腹を、立てていたんだっけ。
目の前で微笑む、素敵な彼女の笑顔と熱い肢体を奪った、この男に対して。
そう…思った途端、理性はふっ飛ぶ。
男を突き飛ばし、地面に転がしつい……思い切り足で、踏みつけていた。
ぎゃあっ!
その声でようやく、はっ。と気づく。
オーガスタスが駆け来る姿が視界に飛び込む。
焦りまくりオーガスタスに、駆け寄る。
全部見られてこの手が通用するか?
だがこの手しか無い。
「黙ってて…くれませんか?
貴方がした事に…しては頂けませんか?」
近寄った途端…彼の大きさに気づく。
体で無く…その、“気”の包容力のデカさにだ。
圧倒され…自分ですら彼に、縋り付きたい気持ちにさせられ…余裕が無かったからそのまま…縋った。
必死で見つめる。
彼は自分の望んだ通り…その男の一物を潰したのは自分だと………駆け付けた酒場の客達に、そう言ってくれた。
「送って行く」
そう言って背を抱かれ、そこから少し小高い丘の上にある校門に向かって一緒に歩き出した時…彼の手の平の温もりを感じながら
『この男になら、抱かれてもいい』
そう感じる自分が、不思議だった。
その理由は直ぐ、判明した。
感謝のつもりで、彼に口付けようとした時。
彼は咄嗟に顔を背けた。
接近して思ったが彼はそのガタイに反して、凄く小顔だった。
「ああ…こういう礼は、要りませんか?」
オーガスタスは目を見開いたまま…けれど声は冷静に返事した。
「これは俺に取っては礼じゃない」
笑って…いたと思う。
彼がそれが目的で自分を…助けたんじゃない。と解って。
幾らでも…強迫出来た筈だが…彼はそれを言わないばかりか…臭わせる事すら、しなかった。
アイリスはくすくす。と笑い続けた。
一年宿舎に戻る間、ずっと。
つづく。
この連載を最初から読む。
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『北領地[シェンダー・ラーデン]の恋人』
の後の
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プロフィール
天野音色
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「アースルーリンドの騎士」
地域:
愛知県
性別:
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