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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
くる天
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アースルーリンドの騎士
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アースルーリンドの騎士『二年目』 36 一触即発 18
[★二年目 連載]
2013年1月20日 14時30分の記事
さて。
悩んだけど今日は一気にアップしちゃいます。
なので、以下はBLでも平気。
シャクナッセルの娼館育ちのテクが知りたい。
それに対してギュンターがどう対応するか。
に興味あり、18才以上の方のみ
スクロール下さい。
【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せください
イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
アースルーリンドについて。国の紹介
「二年目」を最初から読む
バタン…!
戸を閉め振り向くと、シャクナッセルはもう寝台の上に座り、俯いていた。
ギュンターはつい囁く。
「嫌なら無理しなくていい…」
が、シャクナッセルは顔を上げて首を横に振る。
「いいえ…!
私と…してからで構わないと言ったのに…!
夕べの内に彼の所に泊まり保護して頂くなんて…!」
ギュンターはほっ…と吐息吐き、シャクナッセルの横にかける。
そして俯く彼を、覗き込み囁く。
「気を回したのはディングレーで、俺じゃない。
あの男は自分の兄の被害者に申し訳ないと…思ってる様子だ」
シャクナッセルは躊躇うように…俯いたまま首を横に振る。
「…朝食の席で…通りかかった所をお礼を言おうとしたのですが…」
「…尊大に、ふんぞり返ってたか?」
シャクナッセルはまた、首を横に振り…そして顔を上げた。
確かに…もう三年だったから、青年の香りはした。
が、娼館に居、そしてグーデンの愛玩だった事はその、滲み出る色香が物語っていた。
なよやかさな風情が華奢な彼を、男が欲する男に仕立て上げていた。
「…あの方は…デルアンダーの元で不自由は無いかと…。
兄の不道徳は詫びても詫びきれないから…どんな事があってもこれ以上の無体はさせないと………そう…優しくおっしゃって下さいました」
ギュンターはそれを聞き、ほうっ。と吐息吐く。
「本当に出来た男だ。
俺が兄弟の不始末なんて押しつけられたら、殴りかかってる」
見ると、シャクナッセルはまん丸に目を見開いていて、ギュンターはつい言った。
「…普通の家庭は違うのか?」
シャクナッセルはブンブン首を横に振り
「…娼館ですら…暴力沙汰はさ程ありません…!」
ギュンターはつい、俯く。
「俺の家庭の話すると、みんな驚く」
(だって普通じゃ無いもん…。By 作者)
「…あの…。
大変な境遇に、いらっしゃるんですか?」
その瞳に同情が浮かび、ギュンターは嬉しかったが言った。
「…オーガスタス達は俺の兄が、俺を鍛える為に殴ってると言い、『いい兄貴だ』と褒める」
「…そう…なんですか?」
ギュンターは肩竦める。
「さぁな。
だが愛情表現が有り難迷惑なのは確かだ。
あの拳全部が例え愛情だとしても。
もし聞く耳があるんなら
『ぜひ別の愛情表現を学んでくれ』と言う」
シャクナッセルはまだ、ギュンターの美貌を覗き込んでいた。
だから…ギュンターは言う。
「俺の土地はアースルーリンドを取り巻く崖近くで、いつも盗賊の襲撃が絶えない。
だから…兄だけで無く住民全部が凶暴で、普段身を守る為にこっちも拳で対抗するしか無い。
だが女や子供を虐げる奴は一人としていやしない。
どれだけ普段乱暴で、殴り合って喧嘩しようが…危険が訪れればどんな事があっても皆で助ける」
シャクナッセルは、氷が溶けるように微笑った。
「…では…仲が悪くて殴るんじゃ無く…殴る事が愛情なんですね?」
ギュンターは途端ぼやく。
「だから言ったろう?
有り難迷惑だと!」
ギュンターのぶすっ垂れた表情でシャクナッセルは、ようやくくすくすと笑った。
「…んっ…」
その声を聞いて、ギュンターはほっとした。
シャクナッセル…彼は…自分から股間に顔埋め先導し…全て…自分でするつもりらしかったからつい、その動作を抱き留め、はだけた肌に愛撫を加える。
感じ…満足の喘ぎが聞こえギュンターはようやく…人心地付いた。
だってこれじゃ丸で、娼婦とするのと変わらない。
以前娼婦と過ごした時…彼女は暴漢を追い払った礼に寝てくれたが、普段するようにサービスするつもりで一方的に気持ち良くはしてくれた。
が…二人で楽しむ事とそれはかけ離れ、ギュンターは楽しさを感じなかった。
…故郷で嫁を貰う為女を抱く為に、いつも二人で楽しむ事を主としていたし、男の自分が常に主導権握り率先して愛撫するものだと、思っていたから余計。
相手が居て自分一人だけ楽しむ情事は、して来なかった。
だから…彼女のいい場所に唇を這わせ、吸い付くと彼女は感じ、怯えた。
…それが…悲しかった。
情事は彼女にとって仕事で…自分が感じる事等論外。
例え…感じた表情を晒してもそれは、演技………。
常に理性は残して置かないと、男は楽しませたのだから。と言って金を値切ったりするからだ…と。
だからギュンターはその時…まだ14だったが、彼女を恋人のように扱った。
仕事を忘れ…自分と情事を楽しんで欲しかった。
事が終わった後彼女は潤んだ瞳で豊満な胸をシーツで隠し、心からの熱い口づけをくれた。
それが丸で勲章のように思えて…。
黒い縮れ毛の…青い瞳の麗しい娼婦のその記憶はいつ迄も…ギュンターの心に暖かく終われた。
彼女を満足させられた事がどれ程…誇らしかったか!
彼女はだが尋ねる。
「いいの…?
貴方は…楽しかったの?」
勲章と誇りを貰ったとは…彼女にはその時言えなかった。
が満足げな微笑を返したらしく、彼女も心から嬉しそうに、笑い返してくれた。
その微笑は今でも消えずに心に、残ってる。
だから…ギュンターはシャクナッセルに一方的に与えられる愛撫で満足するのは嫌だった。
「あっ…!あ……っ……!」
やわらかな髪…しなやかな肢体。
がシャクナッセルは抱きしめる度、自分が男ですまない…と、悲しげに見つめる。
つい…熱が籠もる。
そんな思いを全て取り払おうと。
忘れろ…!
そんな配慮など必要無い…!
抱き合う事は人間の一番暖かい行為で…その前には男だろうが一人の、歴とした人間なのだから、自分を恥じる事なんか必要無い!
シャクナッセルの…尻の穴に指を深く差し込み…ゆっくり…時に激しく擦り上げると彼は瞳を潤ませ、喉を晒す。
もう…。
そう瞳で訴えるから、彼の腿を担ぎ上げると彼は身を起こし…進んで足開き自分を、迎えようとする。
その…たおやかな仕草は貴婦人のようで…その彼が過ごした娼館は、間違いなく高級娼婦集う場所だと解る。
高級娼婦達の客は皆、品のいい大貴族が主だったから…娼婦と言えど、気品ある美女が多かった。
ギュンターはつい…そんな彼が自分を迎え入れてくれる事が嬉しくて…しなだれかかり抱きつく彼に、深い口づけを返した…。
身を進めすっかり入ると、シャクナッセルが手を後ろに付き上体を起こしたまま…繋がった部分を揺するように腰を動かし始めるから…ギュンターも彼の腿を担いだまま、両膝を彼の脇に立て、両手を後ろの寝台の上に付き上体を起こしたまま、身を反らす。
深く繋がると彼の身は絶妙にくねり…自分を飲み込んだままうねるように動く腰に導かれ…つい眉を寄せ、その素晴らしい快感に没頭する。
「んっ…」
彼は声を上げ、自身も深い快感を感じながら…ギュンターを飲み込んだまま絶頂へと向かう。
ギュンター自身も彼を助けるように腰を使ったけれど…シャクナッセルの動きは慣れてるを超えていて…グーデンが彼を大切にする気持ちが、解りすぎる程解った。
こんな…快感を引き出す相手には、正直出会ったことが無い。
腰を使いながら幾度も収縮で…締め付けそして緩めながら更なる快感に相手を導く。
こんな…事をされたら男は骨抜きだろう…。
が、グーデンは自らの嗜虐の為に一番の寵愛を…幼気で何も知らぬ虐げられる相手へと、変えた…。
ギュンターは彼に倒れ込むと、その顔を見つめながら腰を押し進める。
シャクナッセルは見つめ返しながら…ギュンターのその、若々しい荒々しさに感じる場所を擦り上げられ、くっ!と眉寄せ喉晒し仰け反る。
ギュンターはもう…脳が蕩けていたからそのまま腰を進める。
そしてシャクナッセルの、立ち上がる男のものに手を添え…もう一度思い切り、突き上げた。
「ああっ…!」
………その鋭い声を聞いたものの、シャクナッセルが放った事を手に感じる湿り気で知っていたから…肩波打たせ、彼の上に身を投げる。
シャクナッセルが背に腕回し…抱いて来る。
身を倒した体は確かに…若い青年の体だったけれど…彼は丸で女神のように自分を暖かく包んでくれた。
だから…ギュンターは両手彼の頭の横に付き顔を上げ…彼を見つめそして…口づけてそのまま彼と共に荒い息を付いて休息に身を浸した………。
まだ…窓辺からは朝の陽が差し込み…室内を明るく彩っていた………。
つづく。
今日も読んでくれてありがとう
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