アースルーリンドの騎士『二年目』　37　警戒　2

オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。

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アースルーリンドの騎士『二年目』　37　警戒　2

[★二年目　連載]

2013年2月3日 22時13分の記事

久々にコーヒーメイカー出したら

なんか洗いがが甘かったのか

洗剤の味もする～。

ウチはソイピュア使ってるので

豆乳味～。

ギュンター、思いっきり暴れてますね♪

フィンスとの組み合わせもまた…

デルアンダーにも劣るとも勝らず楽しい♪

まあ…ギュンターがローランデに迫りまくる前迄ですね。

こんなにチームワークいいのは…。

この先どさくさに紛れちょくちょく

ローランデとのシーンが入りますが

作者としてはようやく…！

と嬉しい所です♪

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イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
王冠２

アースルーリンドについて。国の紹介

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フィンスは走るその正面から、飛び込んで来る男が拳振るのを、ラナーンを抱いたまま上体傾け避けた、その隙にギュンターが背後から凄まじいスピードで前へ割り込み…。

がつん…！
殴り倒す。

その男が後ろに吹っ飛ぶ音を、フィンスは走る歩止めぬまま背後で聞いた。
流石…！

ローランデの対戦でまだ鮮やかに思い出せる。
ギュンターの、あのしなやかで俊敏な動きを。

剣を振る隙をローランデに狙われ、剣振らず幾度も殺気飛ばし、ローランデを引かせていた。

肩揺らした、だけの一瞬の動き。
たったそれだけで。

豹が襲いかかるような鋭い気迫を見せつけて。

今も目の奥に焼き付いている。
がさっきのも早かった。
一瞬で追い抜き様殴りかかる。

牙剥く豹のようだった。
フィンスは笑っていた。
最強の…護衛に護られた気分で。

ギュンターは直ぐそのまま走る、フィンスの背に続く。
が横に走り付く三年をチラ…と見、気づいたら足差し出して、引っかけ転ばせていた。

…どたん！

間違いなくローフィスにさんざ、転がされた弊害だ。
ギュンターはそいつに
「(恨むんなら、ローフィス恨め！)」
と心の中で叫び、フィンスの背に付いて行った。

正直この所、奴らが大人しかったし女が押しかけ、随分罰の悪い思いをしていたから、旅してた頃みたいに思い切り暴れられるのが嬉しかった。

オーガスタスも、喧嘩相手の先輩達が居なくなって退屈してたんだろう。
オーガスタスと一緒に胸が空く迄暴れての退学なら、願ってもない事だったが、オーガスタスにはここでの三年間の人望がある。

ギュンターはまた、背後斜めから迫る男に振り向き様、拳振り上げ凄まじい一撃を叩き込んだ。

どっ………。

つい、倒れた男がガタイいい四年の一人で、呻きすら上げず転がり気絶する様を、立ち止まって見下ろす。
ふい…と視線を前に送るとフィンスが、歩を止め目を見開き、こっちを見てた。

で、ギュンターは自分が四年と合同の剣の講義中、しこたまローフィスに床に転がされた鬱憤が、思った以上に溜まってる。と自覚せざるを得なかった。

つづく。

今日も読んでくれてありがとう

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 『幼い頃』

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