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「アースルーリンドの騎士」
オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。
くる天
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アースルーリンドの騎士『二年目』 37 警戒 5
[★二年目 連載]
2013年2月6日 17時4分の記事
超特急で描き上げました。
凄い手抜きかも。
フィンスとギュンター。
これ描いてる時、ギュンターの顔の汚れ取りながら
「ギュンターは顔が命」と呟いて描いてたら
「止めろ!」
とギュンターに怒られました。
だって事実じゃ無いか。
あんた描く時一番顔に気を遣うのよ。
しかしやっぱりローランデが気になるギュンター。
書きながら「意識してる〜」
と笑っちゃいました。
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イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
アースルーリンドについて。国の紹介
「二年目」を最初から読む
その部屋はモスグリーンが基調の、落ち着いた部屋で、椅子の布やソファ、壁紙や絨毯は皆モスグリーン。
見事な彫刻が施された茶色の椅子枠、箪笥や書棚。
カーテンは明るい紺色で、艶のある茶の豪華な捻り紐で飾られていた。
ギュンターはつい、大貴族宿舎は王族ディングレーの金綺羅部屋を基本に考えてた、自分が間違ってると気づいた。
ラナーンを椅子に駆けさせ振り向くフィンスについ、ギュンターは部屋を見回し、尋ねる。
「この部屋は君の趣味か?」
問われてフィンスはさっきの立ち会いなんか、まるで無かった様なギュンターの質問に、内心は戸惑ったもののおくびにも出さず応じる。
「…ええ。
使っていた物を殆ど運び込みましたから…実家に帰ると部屋はからっぽで、お陰で客室に泊まってます」
言って笑うと、ギュンターは頷く。
「…何か、お飲み物を?」
暴れて喉渇いてたギュンターは即答した。
「助かる」
デキャンターからグラスに果実酒を注ぎ、向かいのギュンターに手渡すと、ギュンターは立ったままそれを一気に飲み干すから、フィンスは椅子を目で指し勧め、空のグラスに二杯目を注ぎ足した。
ギュンターはグラスを差し出しながらフィンスを見上げる。
素晴らしいカットのクリスタルグラスだが、やはり彼の人柄なのか、嫌味は感じない。
むしろ彼にそれが馴染み、自然だった。
「…ローランデは?何か用だったのか?」
尋ねると、フィンスは顔を上げ、椅子にかけて先に飲み物を振る舞われグラスを握りしめてるラナーンをチラ…と見る。
そしてそっ…とギュンターの耳に顔寄せ、小声で囁く。
「…ローランデはその…性に関する事は………」
ギュンターは気づき、頷く。
「初(うぶ)だな」
が、見るとフィンスが目を見開くから、ギュンターが見つめてやると、フィンスは低い声で感想を告げた。
「…と言うより、普通の年頃の青年が示す興味が一切無いので…その手の話はあのヤッケルでさえ、彼の前でしません」
以前グーデンの私室に殴り込んだ時の話をオーガスタスにした際、奴はヤッケルの事を
「俺のローフィスだ」
と言い、フィンスの事を
「ディングレーのデルアンダー」
と言った。
その時はその解りにくい例えに首捻ったが…。
昼の食堂で、収まりを見せぬオーガスタスの戦意を、ローフィスが怒鳴り諭した場面を見ていたから…今なら納得が行く。
「つまり…ヤッケルは何でもハッキリ物言うタイプだが、その彼ですら…」
フィンスはくすり…と笑った。
「性の話をローランデの前でする時、それは気遣います」
ギュンターは、頷いた。
がつい、行こうとするフィンスに顔乗り出すと、その良くわかった男は直ぐ耳を、ギュンターに寄せる。
「そんなに…おぼこいのか?」
言われてフィンスは暫くそのままで返す言葉探し、が、思い浮かび告げる。
「………それは大層、奥手ですね」
ギュンターは、そうか。と頷いた。
「…恋する時間も取れず、経験は手ほどきしてくれた女性だけど言ってた」
フィンスは笑った。
「浮いた話は聞いた事がありません」
言ってまた、ギュンターの耳に口寄せる。
「…そういう体験がしたい時、ヤッケルと示し合わせて別の口実儲けて出かけます」
ギュンターの、眉が寄る。
「…どうして内緒だ?」
フィンスはまた、目を見開いた。
「…彼はそれは澄み切っていて、迂闊にそんな事を言うと、恥ずかしがってその場が気まずくなるし…それに、ひどく卑猥な事柄だと軽蔑されそうで…なかなかストレートに言えない物なんです」
ギュンターは下向いた。
良く、解らなかったからだ。
言いたかった。
『なら余計、言ってやるのが親切じゃないのか?』
が、オーガスタスのローフィス。と呼ばれるヤッケル迄もがしない。
と言う事は…やはり口にしない方が無難な事柄。と言う事だと、無理矢理納得した。
つづく。
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プロフィール
天野音色
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「アースルーリンドの騎士」
地域:
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