アースルーリンドの騎士『二年目』37　警戒 27 - 「アースルーリンドの騎士」

オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。

くる天

最近の記事

12/24 06:41 二年目休載中で、その前の物語を開始しました。
02/21 16:59 アースルーリンドの騎士『二年目』68　屋外浴場　11
10/12 04:44 天使は夢の中　なろうにアップしました。
10/06 03:07 現在歯痛の為、更新まだまた休止させていただいてます。代わりに…。
09/28 00:11 連載休載のお知らせ。

カレンダー

RSS

作品りんく

アースルーリンドの騎士王冠１

『ファントレイユとの出会い』
宝石紫

『野獣のうぶな恋心』
宝石ブルー

『幼い頃』

『シェンダー・ラーデンの恋人』
宝石赤

『仮初めの時間』
　

注意

はBL18禁

YOU TUBE

YOU TUBEを
大きい画面で見る方法。
画面の再生(赤矢印)
をクリック。
右クリック。
「動画のURL」
をクリック。
URLを右クリックでコピー。
ブラウザのURL部分に
貼り付け
Enterキーを押す。

登録サイト

ぶろぐぱーつ

￡*天使のアンティーク✿時計*

募金

こちら

アースルーリンドの騎士『二年目』37　警戒 27

[★二年目　連載]

2013年2月28日 22時15分の記事

苦労しました…。

作成動画撮ったので

けどアップするのが大変…。

また落ち着いたら記事にします…。

あ、見たら次回でした…。

…………ええと…………。

入浴シーンの前ですね。

けど多分、アップしたお知らせ記事を…。

どうしよう。明日にするかな………。

ともかくくたびれ果てました。

【PR】電話相談システム開発ならイーステム

イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
王冠２

アースルーリンドについて。国の紹介

恋の矢

「二年目」を最初から読む

　教練の通用門から続く、起伏ある木々生い茂る道を抜けると、午後の陽光輝く草原に出る。
先を歩くオーガスタスとギュンターに、背後からローフィスとディングレーが追いつく。

オーガスタスが振り向く。
「…奴ら、付いて来てるか？」
ローフィスが憮然として言う。
「…三年の奴がお前の姿見て、慌てふためいて報告に走って行った上、鉢合わせたこいつ…」
言って、ディングレーを指さす。
「…が睨むから、ご登場されないかもな！」

オーガスタスが、後ろのローフィス横のディングレー睨む。
「…どうして愛想良く出来ない？」

ディングレーが言い訳ようと口開く。
が、ローフィスがかっさらった。
「…そういうキャラじゃない」
「不便だな」
ぼそりと顔だけ後ろ向けてぼやくオーガスタスが、前向いた途端、ディングレーは言ったローフィスに振り向く。

ディングレーに真顔で見つめられ、ローフィスが言い訳る。
「…だって事実だろう？」
ローフィスの言葉に、ディングレーはつい、ぼやく。
「…俺が愛想良くしてたら、殴り飛ばしてる。
手が出なかっただけでも、感謝してくれ」

オーガスタスもギュンターもチラ…とそうぼやく王族を振り返り見る。
そして互いの目を見合わせる。
「彼の歓迎は拳なのか？」
ギュンターが聞くと、オーガスタスが言った。
「お前は愛想良くされなくて、良かったな」
「全くだ」

それを聞いたローフィスに、ディングレーはじっと見つめられ、つい大袈裟に肩竦めて見せた。

短い草原の先の岩場の向こうに、温泉湧き出る共同浴場がある。
ディングレーは頻りに、その上。
大貴族専用の温泉を見る。
「…俺が居るから、一緒に来ないか？」

三人が、一斉に振り向く。
「…王族の体面か…」
ローフィスが呟き、ギュンターもぼやく。
「裸が恥ずかしいんじゃ無いよな？」

が、オーガスタスが言った。
「奴が一緒じゃ無いと入れない場所だ」

ローフィスとギュンターが同時に頷き、三人はディングレーの後に続き、上の岩場の向こうに上って行った。

一般浴場と比べ、こぢんまりとはしていた。
が、浴槽は美しい虹色の陶器のタイルで飾られ、共同浴場とは違い、中の岩で気をつけていないとあちこちに擦り傷を、作らずに済んだし、横の岩から水が湧き出て浴槽に流れ込み、水の量も調節出来る様に成っていたし、何より湯続きの横の空間は浅く、そして広く下に板が張られ、寝転べる様に成っていた。

「…流石、洒落てるな」
ギュンターが呟く。
が皆、黙々と衣服を脱いでいる。

オーガスタスが裸体晒した時、素っ裸見るのは初めてだな。
とつい、ギュンターの視線が吸い付くが、やはり見事な筋肉に広い肩幅と胸。

あちこちに古傷が伺い見えるが、長い足も引き締まりきった腹。そして尻も流石と言うしか無い上、一物も堂としていた。
ついその斜め後ろのディングレーを見るが、奴も頑健な広い盛り上がった肩を晒していて、胸板も厚く腹も締まってる。

で、ギュンターはその横に居るローフィスを見、ちょっとほっとした。
無駄な肉は一切無いが、筋肉をさりげなく誇示する、迫力有る二人と違い、目を見張る程にはもりもりして無い。

オーガスタスは見てるギュンターに気づき、笑う。
「肉、随分付いたな！」
ディングレーも振り向く。
「…もうすっかり、厚い筋肉だな…！
前乗馬の後川で水浴びして見た時、あばらが浮かんでひょろりとしてたが…」

そして、寄って来る。
「よっぽど食ったのか？」
ギュンターが頷く。
「こんなに思い切り食べられるのは生まれてこの方、ここでだけだ」

ディングレーは頷き、オーガスタスがローフィスに、肩竦めて見せてた。

つづく。

今日も読んでくれてありがとう

ミラーサイト

 『幼い頃』

このブログへのチップ 0pts. [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
評価はまだありません。

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。
◆コメントを書くお名前： URL：メールアドレス：(このアドレスが直接知られることはありません) コメント：

◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/aasulurind/243779