アースルーリンドの騎士『二年目』37　警戒 28 - 「アースルーリンドの騎士」

オリジナル小説「アースルーリンドの騎士」
「二年目」のミラーサイトに成っちゃいました。
昔はこっちが本家だったんですが………。

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アースルーリンドの騎士『二年目』37　警戒 28

[★二年目　連載]

2013年3月1日 16時12分の記事

やっとここで入浴シーン…。

今回、全員裸だとたかを括ってたら

裸の描き分けが大変でした…。

ディングレーとオーガスタスはもりもりで

ローフィスはスレンダー。

ギュンターもローフィスくらいの筈が

「逞しくしろ！」

とプレッシャーかけるギュンターに負けて

ちょっと厚めにしちゃいました………。

描き上がったら

ローフィスを見るディングレーの目線が

アブなかった………。

やっぱり、そうなのか？ディングレー………。

酔って意識不明で、押し倒した前科があるしなぁ…。

(ディングレーが、二年か一年の頃？？？)

あ、でもゼイブンも押し倒してたな…。

ディングレーの場合、

前後不覚だと本音が出る。訳では無いようです………。

あ、今回のイラスト。

SAIで彩色したから、やたら色が綺麗です…。

でも今度から、猛者の肌塗るのは

GIMPにしよう…。

猛者にするため、肌が綺麗すぎて

苦労したから。

シェイルやローランデ。

アスランとか…綺麗どころならいいんですけどね。

ディングレーの肌の色のピックアップ間違えて

やたら赤くなって

ディングレーに文句言われました………。

笑って許して。

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イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
王冠２

アースルーリンドについて。国の紹介

恋の矢

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ざっぷん！
ディングレーに続き、ギュンターも湯に入って呟く。
「近衛の騎士は皆体格がいいのを旅の途中で見かけたが…。
これだけ食えるんなら納得だ」

ローフィスと、オーガスタスも向かいに入って来る。
ディングレーは横のギュンターが、マジマジとオーガスタスの筋肉見てるのを無言で見つめる。
そして言った。
「…俺の時もかなり、視線感じたが…筋肉が好きなのか？
もしかして」

言われてギュンターはディングレーの顔を、じっ…と見る。
オーガスタスが呆れて言う。
「筋肉は男のたしなみだと思ってるんだろう？
色男だぞ？
筋肉は女にそれは、好かれる」

ディングレーは納得した。と頷く。
「…確かに、黙ってても女が寄って来るな…」

ローフィスが見てるとギュンターは湯を見つめ、ぼそりと言った。
「そりゃ裸で付き合うなら、見目がいい方がいいだろう？」
言って、顔上げると三人が凝視していた。

「…………なんで見る？」
ディングレーが呟く。
「だってお前は顔で、釣れるだろう？」
オーガスタスも言った。
「筋肉見せる前は面が肝心だ」
ローフィスも言う。
「体も顔同様貧弱なのが嫌なんだろう？
ギュンターは向こう気強いからな！」

ギュンターの、眉が寄る。
「…顔同様貧弱？」
「もう見えない。立派な猛者だ」
ディングレーに言われ、ギュンターは表情には出さないものの、嬉しそうだった。
で、ローフィスに向き直る。

「…あんた、オーガスタスと一緒でひけ感じないか？」
ローフィスは目を丸くした。
「…一年の時から諦めてる。
お前はひけを感じるのか？」

ギュンターが歯を剥く。
「当然だろう！
奴と一緒だと普段より倍も貧弱に見えるらしいから、寝る前必死で腕立てと懸垂してる！」

三人がギュンターを凝視する。
ディングレーが素朴に尋ねる。
「…剣振れば？」
ローフィスも頷く。
「重し付きのな。
ディングレーはそれでこの肩と腹保ってる」

オーガスタスが、くすくす笑う。
「頑健な男毎日殴ってたら、嫌でも引き締まる」
ローフィスが振り向く。
「…お前、最近殴ってないだろう？」
「…時間あれば薪割りを買って出てる」

言って、はっと腹を見る。
「…以前は薪も割って喧嘩もしてた………。
たるんでるか？」

三人はぶんぶん。と首を横に振った。

つづく。

今日も読んでくれてありがとう

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 『幼い頃』

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